2月26日、都内の家電量販店を中心に大行列とともに発売開始となった任天堂の『ニンテンドー3DS』ですが、さっそくヤフオクでは大量の3DSが出品されています。
しかし、最初から転売を目的に3DSを買った人(いわゆる、転売ヤー)はかなり苦戦を強いられているようです。
26日の14時30分現在、ヤフオクで「ニンテンドー3DS 本体」で検索し、即決価格の安い順にソートしてみたところ、26,500円でも売れ残っている状態です。
通常価格が25,000円なので、実に1,500円の利益を得ることさえ難しい状況です。
まぁ、即決価格の安い順でのソート方法を知らない人は、28,000円くらいでも購入してしまっている人もいるようですが、それでも出品者(転売ヤー)には3,000円の利益しか入ってきません。
欲しい人はたくさんいるはずなんですけど、転売目的で買った人の割合が非常に多かったということでしょうね。
需給がひっ迫していれば、高値でも入札して買う人はいるでしょうし。
きょう発売となったのは日本国内だけですが、海外のゲームファンもわざわざ日本まで買いに来ていた人がいるようでした。
外国人のゲームファンといえば、こういう新型ゲーム機の発売日には必ずと言っていいほど、中国系の人が行列に並んでゲーム機を買う光景を目にします。
数年前、ソニーのPSP本体が発売となったとき、僕は新宿東口にあるヨドバシカメラに前日夜から並んでいました。僕の前には数人の中国系の人が並んでいまして、みんなPSP本体を購入していったんですね。
そして、中国系のみなさんはその購入したばかりのPSPをヨドバシの横に停車してある1台の車に運んでいくわけですよ。そこにはボスを見られる男がいて、みなさんはPSPを紙袋ごと渡し、代わりに報酬のようなものを受け取っていました。
これは間違いなく、中国の富裕層向けにPSPを中国に持っていく組織、としか見えませんでしたね。
中国で販売される前に日本でいち早く手に入れ、高値で中国で売る。
今回のニンテンドー3DSもきっとそのような組織が動いていたと思います。
利ザヤを稼ぐ集団もしくは個人によるビジネス臭が強く感じられるニンテンドー3DSですが、本当に欲しいのに買えなかった子供には辛いことでしょうね。
ただ、深夜・早朝から並んで手に入れた人は、やはり努力して手に入れたとあって格別の喜びを感じていることでしょう。この先、しばらくは電車の中やカフェなどでプレイしていると目立つ存在となりそうです。
一方、並ばずに購入する手段としてはインターネットでオンライン購入するのが一番最初に頭に浮かびますが、Amazonではなんと23,810円で販売されているのを確認しました。実に1,190円引きです。
同時に発売された3DSソフト『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』も4,800円が3,731円に値下げされていました。
Amazonではこのように不定期に入荷し、不定期に価格が下げられて販売されることもあるんです。ネットで入荷状況が確認できるのが手軽で良いですね。
今からでもニンテンドー3DSが欲しいという人も、とりあえずはAmazonをチェックしつつ、お近くの家電量販店やゲームショップで探すというのが良いでしょう。
僕としては、ヤフオクでプレミアムを払ってまで買うのは本当に最後の手段なのかな、と思っています。でも、プラス1,500円で買えちゃうのなら、そこまでお財布には痛くないかもしれませんね。
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