耳をふさがずに使える骨伝導イヤホンの新製品「Shokz OpenRun Pro」を使い始めて3週間ほどが経過しました。
音楽を楽しんだり、通話したりできる骨伝導イヤホンは、他のイヤホンやヘッドホンと全く異なり、常に周囲の音を耳に感じながら使えるのが特徴。
Shokz OpenRun Proはその最新機種とあって、旧機種からの改善部分が多くみられ、よりメリットが増したなぁ〜と感じたのが正直なところ。
Shokz OpenRun Proの通常価格は23,880円。
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Shokz OpenRun Proの良いところ・悪いところ
今回、メーカーさんよりレビュー用に1台ご提供いただきまして、3週間みっちり使いました。
ご提供いただいたものとはいえ、良いところと悪いところもしっかりお伝えしたいので、感じたことを以下にガッツリ書かせていただきます。
それではShokz OpenRun Proの気に入ったところと、残念なところ、それぞれはこちらです。
良いところ
- 音質が圧倒的に改善された
- 充電ケーブルの挿し間違えがなくなった
- 本体カラーは最高に良いブルーが追加
- 超軽量で耳の痛み・疲労が無い
残念なところ
- やっぱりUSB Type-Cがいい(専用ケーブルは面倒)
- 静かな場所では音漏れに注意
- 付属のケースは結局使わない
気に入ったポイント
音質が圧倒的に改善された
第9世代の骨伝導テクノロジー(Shokz TurboPitchテクノロジー)を採用。このおかげで低音がより鮮明になり、以前よりも重めの音楽が楽しめるようになっています。
僕は同じメーカーのShokz Aeropex(旧名称:AfterShokz Aeropex)など旧機種を2つほど使ってきたのですが、これまでの機種はほんとに音質がひどくて、ランニングするとき以外には絶対に使っていなかったほど。それが大きく改善!
そりゃ、高品質な高級ヘッドホンにはぜんぜん叶いませんが、耳をふさがずに聞ける音質の限界に挑戦した感はあります。
用途としては、常に耳をふさがないので、音楽を楽しみながらも周囲の音を気にして走りたいランニング時や、スマホでレシピ動画を聞きながらご飯の支度をしながらも赤ちゃんの突然の鳴き声を気にしておきたいときなどに便利でしょう。
充電ケーブルの挿し間違えがなくなった
充電ケーブルは先端がマグネットタイプのプラグになっていて、本体のコネクタとパチっと接続できます。
Shokz Aeropexではプラグの向きがわからずイライラしたけど、Shokz OpenRun Proは充電コネクタが端に設置されたことで充電プラグの向きがわかりやすくなり、充電時のイライラがなくなりました。
本体カラーは最高に良いブルーが追加
本体カラーは選べる4種類が登場。これまでなかったライトなブルーとピンクは人気色になりそう。真っ白ではないベージュもいいですね。
- ブラック
- ブルー
- ベージュ
- ピンク
でも、やっぱり僕はライトブルーが好きなので、今回のレビュー時にはまったく悩まずにブルーを選択!これが大正解で、常に心地よく装着できています。
お気に入りのカラーというだけで、不思議と愛着が湧くものですね。
引き続き軽量・コンパクトなのは超良い
Shokz OpenRun Proは以前のShokz Aeropexでもそうでしたが、めちゃくちゃ軽くて小さい!
重量はわずか29gしかありません。26gだったShokz Aeropexと比べたら3g増とはなったものの、なんと体積は20%も小さくなってる!
バッグのなかにポンッと放り投げて入れておいても、ぜんぜん苦にならない軽量・コンパクトさです。
軽さのおかげで、耳に何時間もかけていても全く負担がない。
インナーイヤータイプのイヤホンだと1時間くらいで痛くなるし、耳掛けタイプでもマスクと併用して長時間かけていると耳の上部がヒリヒリしてきます。それがShokz OpenRun Proだと耳に負担なく使えるのでめちゃくちゃ気に入っています。
メガネと一緒に使っている僕。Shokz OpenRun Proが本当に軽すぎて、耳に負担なく使えています。
残念なポイント
充電がUSB Type-Cではなく専用ケーブル
Shokz OpenRun Proは付属の充電ケーブルでの急速充電に対応。1時間で満充電が可能です。
だけど、充電に専用の充電ケーブルが必要なのは極めて残念。Shokz OpenRun ProのためだけにUSB端子に専用の充電ケーブルを挿さなくてはならないからです。
やっぱり、今は汎用性の高いUSB Type-Cで充電できるようにしてほしかった。
ちなみに、本体のバッテリー駆動時間は旧機種のShokz Aeropexと比べて2時間も増え、約10時間の連続駆動が可能。そんなに頻繁に充電しなくて済むのはありがたい限り。
旧機種と同様、静かな場所では音量に注意
何度も言うように、Shokz OpenRun Proは耳をふさがずに使えるのが特徴。それがかえってデメリットにもなり、飛行機や図書館など静かな場所では音量が大きいと音漏れしやすいです。
僕は特急列車のなかで使ったときには、音楽を再生しながらいったん耳から外して音漏れしてないかを確認し、適切な音量で使うようにしました。
防水防じん性能は若干低下
ちなみに、防水・防じん性能は下位機種のShokz Aeropexと比べると若干弱くなりました。
でも、雨やほこりの侵入は防げるレベルなので特に気にしないで良いでしょう。水泳やシャワー時にイヤホンを使うことって全くないですしね。
防水・防塵性能が低下したのはおそらくノイズを感知するためのマイクが増えたのが影響しているのかな。
でも、そのおかげでノイズキャンセリング機能が搭載。Zoomなどのビデオ会議では、よりクリアな音声で通話できるそうですから、ぜひ試してみてください。
付属のケースは使わない
人によると思いますが、Shokz OpenRun Proはせっかく細くてコンパクトなのに、専用ケースに入れて持ち運ぶのはナンセンスだなと。
専用ケースは最初の開封時の撮影のために開けただけで、それ以降は1度も使っていません。
Shokz OpenRun Proはかなり柔軟に曲がるし、余程のことがない限りは折れないでしょう。思った以上にグニャグニャに曲げても大丈夫なのです!
Shokz OpenRun Pro がクラファンで安い!
小さくなったのに、音質の向上と使い勝手が良くなった新型Shokz OpenRun Pro。まだ改善してほしい点はあるものの、所有している骨伝導イヤホン3機種の中では1番気に入っています。
通常価格は23,880円となる予定。
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クラファンは2022年2月21日に終了予定です。