ども~!エクスペディアさんの広告企画で初めてアメリカ旅行に行ってきた@asuka_xpです。
海外で行っていろいろ見て回っていると、やっぱり、現地の情報をすぐにスマートフォンからTwitterやFacebookとかにアップしたいじゃないですか。僕の行ったアメリカ・ロサンゼルスには至るところにフリーのWi-Fiがあってそれほど不便は感じなかったんですけど、スマホが常に圏外なのは精神的けっこうキツい(笑)
ディズニーランドリゾートやグリフィン展望台なんかはWi-Fiがありませんから、現地の写真をアップすることは不可能なわけです。
そこで、アメリカの通信業者が発行しているプリペイド式のSIMカードを購入し、自分のスマホに挿してアメリカ国内でネットや通話ができるようにしたい!ということで、今回はSIMロック解除についてとアメリカ・ロサンゼルスで僕が購入したプリペイドSIMカードについてお話しようと思います。
SIMロックとは?スマホを海外で使うためには?
ドコモ・au・ソフトバンクモバイルで契約しているスマートフォンは基本的にSIMロックがかかっています。一部のスマホを除き、iPhoneもAndroidスマホもそうです。ドコモならドコモの電波に対応したSIMカードだけしか使えない、といった感じ。つまり、その通信事業者の電波しか使えないようになっているのがSIMロックと思ってください。
では海外ではどうか。日本のスマホを海外で使おうとすると、2つの選択肢を迫られます。1つ目の方法はドコモ・au・ソフトバンクモバイルが提供している海外でのデータローミングサービス。もう1つの方法は海外で使えるモバイルルーターをレンタルし、そのモバイルルーターのWi-Fi経由でスマホを使うという方法。
データローミングサービスはSIMロックがかかっていても簡単な設定をするだけで多くの国でデータ通信が使えますが、料金がけっこう割高。例えば、ソフトバンクモバイルでは「海外パケットし放題」という名前の国際ローミングサービスがあります。これは1日あたり最大2,980円がかかります。1ヵ月ではなく、1日あたり。3日間使ったら9,000円近くになってしまうわけ。これは高い。
一方のモバイルルーターのレンタルは手軽で、料金もそれほど高くありません。「テレコムスクウェア」などでは5日間で5,000円で使えるモバイルルーターを借りられるそうです。ちょうど先日、ネタフルで取り上げられていました。
→ 【Six Apart 10周年】「ネタフル、ニューヨークへ行く!」Wi-Ho!モバイルルータが8時間も稼働した話 #SA10th
第3の方法はSIMロックを解除して海外で使う
日本のスマホはSIMロックがかかっている、と説明しました。しかし、ドコモではAndroidスマホのSIMロックを解除してくれます(iPhoneは対象外)。その際にはSIMロック解除手数料として3,150円が必要になります。
ですので、ドコモのスマホを持っている人は海外旅行に行く前にSIMロックを解除しておけば、旅行先でプリペイドSIMカードを購入後、現地でネットやSNSが楽しめるわけです!ただし、テザリングの扱いは特殊で、SIMロックを解除しても海外のSIMカードではテザリングができない機種もあるようです。
さて、auではSIMロックを解除するサービスを行っていません。また、ソフトバンクモバイルではSoftBank 008Z、SoftBank 009Z、STREAM SoftBank 201HWに限ってSIMロックを解除するサービスを行っていますが、3機種だけなので事実上解除できないのと同じです(笑)
ん~、僕はソフトバンクモバイルのiPhoneを使っているので、このままだと海外でネットを利用するためにはモバイルルーターをレンタルするか、バカ高い国際ローミングを利用するしかありません。
しかし、「SIMロック解除アダプタ」を使えば、iPhoneのSIMロックを解除し、海外のSIMカードが使えるようになるらしいのです!
SIMロック解除アダプタ「R-SIM 9 PRO」
SIMロック解除アダプタとは、SIMロックを解除する特殊なチップの入った薄型の基板のこと。スマホのSIMカードを入れるSIMトレイに乗せて使います。
日本を発つ前日にSIMロック解除アダプタを探し始めたため、急いで秋葉原へ。秋葉原ではスマホの中古や部品等を扱う店舗を2件回ってみたのですが、両店で「R-SIM 9 PRO」というSIMロック解除アダプタが売っていました。
一応、店員に確認してみたらこれが最新式だそうです。iOS 7.Xに対応してるし、iPhone 5s・5c・5・4Sでも使えるようにnano SIMとmicro SIMに対応した2サイズのSIMトレイ(さらにnano SIMは白とグレーの2色)、リリースピン、SIMロック解除用アダプタが付属しています。僕はこれなら大丈夫だろうと購入しました。
ロサンゼルスでプリペイドSIMカードが売ってる場所
ここからは海外でのテスト。
渡航先でSIMカードを販売している場所についてですが、僕の行ったロサンゼルスではロサンゼルス国際空港の売店「Hudson News」やディスカウントストアの「Target」、家電量販店の「Best Buy」のほか、アメリカの携帯電話事業者の「AT&T」や「T-mobile」といったショップに行けば購入可能です。
例えば、ロサンゼルス国際空港内の売店「Hudson News」が下の写真。
レジ横で売っています。でも、これはデータ通信ができない電話専用のSIMカードかも。
あとはディスカウントストアの「Target」で見つけたのが「NET10 SIM Card kit」。AT&TもしくはT-Mobileの4G LTEが使えるタイプがあり、nano SIMやmicro SIMといったサイズもあります。価格は59.99ドルですが、この中に30日間でデータ通信も電話もし放題の権利が含まれています。
僕はとりあえずAT&Tのショップに行きました。
AT&Tのスタッフに「I want SIM card.」といい、サイズを聞かれたのでnano SIMと答えました。AT&Tでは短期滞在に適したプリペイドプランがなく、仕方がないので通話と200MBのデータ通信が含まれる40ドルのプランを購入。今回は「人柱」的なテストのつもりでしたから、これで良し(笑)
開通作業はスタッフにやってもらい、SIMカードとレシートだけ受け取りました。
「R-SIM 9 PRO」でiPhone 5sのSIMロックを解除してみる
さて、ホテルに戻ってテスト。
ソフトバンクモバイルのiPhone 5sにSIMロック解除アダプタの「R-SIM 9 PRO」を使ってみます。
下の写真では、左にあるのが元のSIMトレイとソフトバンクモバイルのSIMカード。右にあるのが「R-SIM 9 PRO」用のSIMトレイと「R-SIM 9 PRO」、そして先ほど購入したAT&TのプリペイドSIMカードです。
SIMトレイに「R-SIM 9 PRO」を乗せます。左端は手前に折り曲げないとはみ出てしまうので、曲げています。
その上にAT&TのプリペイドSIMカードを乗せて準備完了。
iPhoneのSIMスロットにそのまま差し込むと以下のような表示が!ここではiPhone 5sなので「i5C/i5S」を選択。
ソフトバンクモバイルのロックを解除するので「JP SoftBank」を選びます。
すると、「Setup OK!」の文字が!
しかし、なかなか「SIMなし」の表示から切り替わらない。
もう一度試してみたら「検索中」にはなるものの、「圏外」になったり「検索中」に戻ったりの繰り返し。
ソフトバンクモバイルのSIMカードを挿しているときにはAT&Tの電波を拾えていたので、確実にこの場所にはAT&Tの電波は来ているはずなのに。。。
ここで諦めたくないと、iPhoneの「設定」→「電話」→「SIM App」を開いて、「Select Carrier」からAT&TのIMSIやソフトバンクモバイルのIMSIを入れて試してみたんですが、ダメ。。。
ホテルのWi-Fiを使ってMacBook Airでいろいろ調べてみて、iPhoneのWi-FiやLTEの設定をオフにするとか、起動しているアプリを全部終了してからキャリアの選択をするといいとか、何度も何度も試してみたけどつながることはありませんでした。
どうしてつながらなかったのか
ネット上では成功した情報は多くても、失敗した情報というのはなかなか見つけられなくて、いろいろ試してみればいつかはつながるだろうと3時間くらい頑張ってみたものの断念。
僕のiPhoneは最新版のiOS 7.0.4にしてしまっていたのでダメだったのかもしれません。
ただ、調べていてこの「R-SIM」シリーズのSIMロック解除アダプタは評判が悪いのだけはわかりました(笑)
どちらかというと、2つ前の「R-SIM 7+」だったらiOS 7.0.3でも使えたという報告があって良さそう。こっちをネットで先に手に入れておけば良かったと後悔。。。先に書いたとおり急いでいたので勢いで秋葉原で買ってしまった僕もいけないんですけど(笑)
iPhone 4Sでは「GEVEY」や、iOS 7.0.4でも使えたという「KingMobile」はめちゃくちゃ評判が良い。iPhone 4Sを持ってる人はこちらが良さそうですね!
売り上げランキング: 598
売り上げランキング: 31,723
SIMロックフリーのスマホを買う
最後に、やっぱりSIMロックフリーのスマホを1台持っている方が楽だな~と感じましたね。もう疲れちゃった(笑)
ドコモ・au・ソフトバンクモバイルで販売されているスマホはSIMロックがかかっていると言いました。しかし、契約しなくてもスマホ本体だけを買う方法があります。
SIMロックのかかっていないSIMロックフリーのスマホを持っていれば、海外でプリペイドSIMカードを買って差し込むだけで使えますし、僕のような苦労をすることもないでしょう(笑)
SIMロックフリーのスマホを販売しているショップ、代表的なのは「EXPANSYS Japan(エクスパンシス・ジャパン)」です。
AppleのiPhone 5sはもちろん、AndroidのXperiaシリーズやGALAXYシリーズもSIMロックフリーのものを販売しています。スマホだけでなく、iPad AirやiPad miniもSIMロックフリーです。
なお、こちらに1万円台で買えるSIMロックフリーのスマホを特集してありますので、良かったらご覧ください。
→ 【激安】1万円台で買えるSIMフリースマホがこんなにもたくさんあるぞ!1万円以下の端末も!
次に海外行くときにはまた現地のSIMカードをいろいろテストしてみたいです!
スマホを売りたいならこちらの情報も参考にどうぞ♪
■不要なスマホやタブレットを高く買い取ってもらう!オンライン買取サービス3つ