Appleが開催した開発者向けの発表会「WWDC 2014」の中で、最新OS「iOS 8」用の開発ツールについて発表しました。これまでのObjective-Cがメインでしたが、新しいプログラミング言語「Swift」を採用するとのこと!!
まずはじめに、App Storeの改良点を解説。アプリのカテゴリ・サブカテゴリが深くなり、検索もわかりやすくなります。さらに、ユーザー推薦のマークも搭載されるとのこと。これはユーザーとしては使いやすくなるので嬉しい!
開発者にとっては複数のアプリをまとめて販売することも可能(セットで特価販売もできるように)。アプリの様子を動画で見せることも可能。「Testflight」では開発者がユーザーをテスターとして招待できるそうです。
開発用SDKについては、アプリに拡張性を持たせ、他のアプリと通信を行うことが可能。例を挙げると、Safariと翻訳アプリを連携させることができるようになるとか!!写真編集アプリに新たな加工機能を追加するとか。Webページ内の画像を選んでSafari上でピンタレストのピンを立てることも。
「Touch ID」についてもSDKが!これで開発者さんは指紋認証を使ったアプリの開発が可能になります!
また、電気のスイッチやカメラ、ドアなどの通信にも対応。iPhoneからドアを開けるってこともできちゃう!
「Metal」で3DCGのパワーを向上。OpenGLから置き換えて、これまでの約10倍の高速化が実現できる。より高画質のゲーム開発が可能に。デモではムービーではなく実際のリアルタイムに操作していました。すげぇ~リアル!
「Xcode」はObjective-Cですが、新しいプログラミング言語「Swift」を開発したとのこと!
「Swift」はこれまでよりも高速なスピードで動作できる。長く書いていた今までのプログラムが短くて済むようです。
プログラムを入力すると、サイドバーに結果がすぐに表示されてわかりやすい。
「iOS 8」は開発者向けのβ版は本日より配布。一般ユーザーへは2014年秋に配布とのこと。
やった~!これで僕でもアプリ作れるぞ~!!
いやいや。。。プログラミングが簡単になるでしょうけど、誰でも面白い・良いアプリを創れるとは限らないんだよね。。。(^_^;)
【WWDC 2014でAppleが発表した内容】
■Appleが『OS X Yosemite(ヨセミテ)』を発表!Mac OSはどんだけ機能が進化するのか! [WWDC 2014]
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