どんなダイエットにも食事のデータは必要です。カロリーはもちろん、糖質とかタンパク質も気になるでしょう。そのようななか、食事とカロリー数を記録してダイエットに便利なiPhone用支援アプリ「レコミル」(無料)が登場しました。
ブログ「和洋風KAI」の@isloop(するぷ)さんが自らのダイエットのために開発したレコーディングダイエット用アプリです。
SNSに写真をアップする感覚で記録できる!
リリースされて間もないですが、これなら続けられる可能性が高いと感じられました。
例えば、InstagramやFacebookのようなSNSへ食事の写真をスマホのカメラで撮ってアップしまくっている僕のような人間にとっては何の違和感もなく使えるからです。
実際にこのレコミルでやることというのは、1日のうちに食べたり飲んだりしたものをその都度写真に撮ってカロリー数を打つだけ!
自炊などでカロリー数がわからない場合、入力画面の上部にある検索窓からカロリー数の載っているWebサイトを検索できるので、ある程度はこれで解決します。一風堂の白丸特製ラーメンは894kcalであることがわかりました。
もし、今すぐにカロリー数がわからない状況であれば、写真だけ撮っておき、後で時間があるときにカロリーを調べて入力することも可能です。
以前からコンビニやスーパーのお弁当、惣菜、スイーツ、ドリンクなどの成分表示をよく見るクセがある僕としてはどの食品・どの飲料を見てもだいたいのカロリー数がわかるんですが、しかしながら、レコミルではカロリーを細かく入力する必要はないと思いました。
その理由は、“カロリー数がわからない食品を食べたときにレコミルに入力できないという事態”を一番避けたいからです。それならば、想像でもいいからおおよそのカロリー数を入力してしまった方がいい。
いわゆる「レコーディングダイエット」の難しさはそこなんですよね。ちゃんと記録し続けられるかどうか。ここでは、ちゃんとと言うのは細かく記録するという意味ではなく、記録という行為を怠らないという意味です。
たとえ、レコミルに入力したカロリー数が実際のカロリーと50kcal程度の誤差があったとしても、そんなのは脂肪の増減にはぜんぜん関係しないレベルでしょう。350kcalの蕎麦を300kcalと記録したところで、肝心なのは蕎麦の正確なカロリー数でなく、あと1,500kcal程度は食べられるとわかることが重要です。この蕎麦のおおよそのカロリー数を入力していなければ、それすらもわからなくなってしまいます。
予め入力した年齢、身長、体重から基礎代謝と1日の摂取カロリー数の目安が割り出されるだけでなく、実際に摂取したカロリーからあと何キロカロリー摂取しても大丈夫というのを%や数値で教えてくれるもありがたいですね。
日々のデータは毎日蓄積されて残ります。
僕の8月28日の食事は栄養がやや偏ってしまったけど、カロリーはなんとか許容数を100%未満で抑えることができました。これもレコミルで記録したからわかることです。
レコミルは記録するハードルを極限まで下げ、ユーザーの手間を省くように開発してある様子が感じられるアプリです。食事やスイーツの写真を撮って、頻繁にSNSへ投稿している人にとっては気軽に挑戦できるダイエット法となるだろうし、強くオススメします!