使わなくなった『iPhone 4』を利用して、通信機能をすべてオフにした状態でバッテリーはどのくらい持つのかを実験してみました!
まず、『iPhone 4』のiOSはバージョン5.0.0です。
SIMは装着せず、Wi-Fi・3G・Bluetoothといった通信機能はオフ。
バッテリーをフル充電にし、スリープモードにして実験開始となります。
実験スタート!
10月30日の14時より実験を開始。
実験開始から終了までの間に、スリープモードを解除したのはわずか2回。
バッテリー残量を確認するために解除した2回です。それ以外の操作は一切していません。
通信系の設定はすべてオフにしてあるので、バッテリーの消費は本当にiPhone4本体のスリープ時に消費する微弱な電力のみとなっています。
バッテリー残量を確認
11月12日の21時には、残り47%、
11月14日の14時では、残り40%でした。
15日間が経過した時点でバッテリーの60%を消費したということですね!
1日あたり4%程度を消費する、と。
つまり、単純計算でiPhone4のバッテリーは25日間持つと予想できます!!
通信しないアプリや音楽プレイヤー
普段、iPhone4はバッテリーが丸1日持たないことが多い(iPhone4Sはもっとバッテリーが持たない)ですが、このように通信機能をすべてオフにしておけば、かなり長期間にわたってスリープ状態を維持することができます!
もちろん、スリープモードではなく完全に電源を切ってしまえばもっと長持ちしますが、例えば、通信機能を必要としないアプリだけを頻繁に使うような場合には、今回のような手段は有効だと思われますよ!(ただし、実際にはカメラ機能やゲームアプリなどCPUパワーをたくさん使ってバッテリーの消費が激しいものもあり、25日間は持たないです)
iPhone4Sを買って、使い道のなくなったiPhone4を持ったままの人も多いことでしょう。でも、そのままiPhone4を放置しておくのはもったいないので、通信機能をオフにしてバッテリーを長持ちさせ、音楽プレイヤーやカメラ専用機、ローカルアプリやゲーム機として使うなど、けっこうたくさんの利用価値があると思うので、ガンガン使っていきましょう!!
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