2012年10月26日、マイクロソフトは「Windows 8」を発売し、同日にはタブレット端末「Surface(サーフェス)」の米国での販売を開始しました。
「Surface」は米国のほか、中国、香港、英国、ドイツ、フランス、オーストラリアなど8カ国・地域で発売されますが、日本での販売はいまだに未定。
先日には、日本国内では年内の販売はないとの報道までもありました。
→ Microsoftのタブレット「Surface(サーフェス)」、日本国内で年内発売はなしと報道 Windows8でPCメーカーを考慮
このとき、てっきりNECや富士通などの日本メーカーが投入するタブレット端末に配慮してのことと考えられていましたが、どうやらそれはNTTドコモが影で動いていた可能性が浮上してきました。
10月30日付の日経新聞が
NTTドコモと日本マイクロソフト(東京・港)は法人向けサービスで連携する。新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」を搭載したタブレット(多機能携帯端末)にドコモ独自の通信セキュリティー機能を組み合わせることで、法人向けサービスを強化する(日経新聞)
と報道。
そして、この記事の中に
マイクロソフトが独自開発したタブレット「サーフェス」は当面扱わない(日経新聞)
と書かれていました。
ソフトバンクとauがAppleの「iPad」を取り扱う一方、マイクロソフトの「Surface」はドコモが販売するとの見方が台頭しています。
しかし、法人向けを強化したいドコモは「Surface」の販売を見送り、その代わりに「Windows 8」を搭載した独自のタブレットを投入しようというのです。
連日、当ブログには「Surface」の日本での販売を待ち望んでいる人々から非常の多くのアクセスがあります。それだけに、今回の“「Surface」は当面扱わない”報道には、ガッカリした人も多いことでしょう。
もう待てないという人は、もしかしたら米国から取り寄せて購入したり、ヤフオクで新品を購入する方が幸せになれるのかもしれません。
■Microsoftのタブレット「Surface(サーフェス)」、日本国内で年内発売はなしと報道 Windows8でPCメーカーを考慮