2013年4月24日、任天堂が前期(2013年3月期)の決算を発表し、同時に今期(2014年3月期)の業績予想を発表しました。
今期は大幅な業績の回復を見込み、配当も一気に260円にするとのことです。
ということで、シンプルにわかりやすく説明したいと思います!
まずは決算を表で見てみましょう。
単位は億円、配当の単位は円。小数点以下は四捨五入。
2013年3月期 | 2014年3月期 | |
---|---|---|
売上高 | 6354 | 9200 |
営業利益 | -364 | 1000 |
経常利益 | 105 | 900 |
最終利益 | 71 | 550 |
配当 | 100 | 260 |
営業利益で見てみるとわかりやすいんですが、前期は364億円の赤字だった一方で今期は1000億円の黒字になる予想です。
そして、気になるのが配当の額。
前期は1株あたり100円の配当でしたが、今期はなんと2.6倍の260円です!
任天堂の株を購入するには最低100株からとなっているので、100株で2万6000円が配当でもらえるということになります。すごいですね~!
任天堂が公表した2014年3月期の販売計画
次に、販売計画の中身を見ていきましょう。
やっぱり業績を牽引するのはニンテンドー3DSとなりそうで、ニンテンドー3DSのソフトの販売本数については、前期は国内外で4961万本だったのに対して、今期は8000万本と大幅増を見込んでいます。
今期は「とびだせ どうぶつの森」を欧米で販売し、さらに「ポケットモンスター X」「ポケットモンスター Y」を全世界で発売する予定です。
また、カプコンの「モンスターハンター4」がニンテンドー3DS用に発売される予定であることも追い風になるでしょう。
気になる最新ハード「Wii U」の販売台数に関して、前期は国内外合計で345万台にとどまりましたが、今期は900万台を販売する計画としています。
(販売台数・販売本数は1年間の数値。発売日からの累計ではありません。)
やや保守的な想定為替レート
任天堂では為替レートについて、前期の決算(期末)は1ドル=94.05円、1ユーロ=120.73円で計算(期中平均はそれぞれ83.10円、107.14円)。
一方、今期の為替レートは1ドル=90円、1ユーロ=120円と想定しています。
4月25日の午前0時30分現在の為替レートは1ドル=99円、1ユーロ=129円あたりなので、やや円高で想定しているようですね。もし、2014年3月末時点の為替相場がこの想定よりも円安水準であれば、為替だけでそれなりの利益が出ることになります。
任天堂のゲームソフトはどのくらい売れてるのか
ゲーム好きの僕としては、ここ最近発売された任天堂のソフトが気になっています。
主要ソフトの世界累計販売本数は、「ルイージマンション2」が122万本、「とびだせ どうぶつの森」が386万本、「New スーパーマリオブラザーズ 2」が642万本、「New スーパーマリオブラザーズ U」が215万本。
上記の数値は2013年3月末時点ですので、3月20日に発売したばかりの「ルイージマンション2」は12日間で122万本売れたことになります。
なお、ハードやソフトが2013年3月期の1年間にどのくらい売れたかなどの数値は翌日の4月25日に任天堂のホームページの株主・投資家向け情報 – 決算短信等に掲載される予定です。
ということでサクッと解説しました。
以上なんですが、ここ最近はようやく株価が上向いてきましたね。
僕(@asuka_xp)はゲーム機で遊べるゲームが好きなので、任天堂やソニーをめっちゃ応援しています!!
売り上げランキング: 80
売り上げランキング: 43
■スクエニHDの株価が1日で23%上昇!その背景には村上ファンド系の大量買い付けが
■マリオで突撃!ギネス級の「スーパーパンケーキ」を試食レビュー!【エイプリルフール】