ドコモ・au・ソフトバンクの3社は「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の国内発売日を当初の9月18日から9月25日に変更したという情報がいくつかのWebメディアやブログにて出回っています。
情報元を追ってみると、ほとんどのブログがMacお宝鑑定団Blogのこの記事から引用したものなんですが、さらにその元ネタは中国の情報筋によるものなんだとか。
普通に考えて(2015年9月8日現在)、まだ発表もされていない機種の発売日が変更になったというのはどうもモヤモヤするんですよね。。。
そもそも、「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」は(機種名も仮だけど)発売日が最初に18日と決まっていたかのような情報も納得のいくものではありませんが、皆さんはどう思われますかね?
一般の読者はそれを見るわけです。よくわからない出所からの情報であるにも関わらず、読者はそれを本決まりであるかのようにとらえてしまい、普通にカフェで友人に向かって話していたりします。「次のiPhone、9月18日に出るんでしょ?」のような、噂を発端とした会話は今までに何度もカフェやファストフード店で耳にしたことがあります。
一旦、頭をクリーンして考えてみてください。火のないところに煙は立たないと言いますけど、Apple関連の煙は火がないことが多いです。いつになっても「iTV」なんて出ないし、「Apple TV」の新型はもう何年も噂され続けているのに未だに出ない。9月9日の発表会で今度こそ出ると祈っていますが、「ほら、出た!」と言われても何年も噂になってますし。リーク情報として至るところで紹介されている怪しいリモコンは絶対に嘘だと思う。また、「iPad Pro」とされる12インチディスプレイのiPadだってきっと幻でしょう。
その噂話がどのくらい信憑性が高いものなのか検証したことはあるのでしょうか。それをブログに載せて、読者を騙すことになるかもしれないというリスクを感じないのだろうか。
海外の情報を持ってきてブログに書くようなことはブログ界隈では何年も前から続いていることだけど、情報源が海外だったら何でも信じていいのかな?それとも、海外の噂だからハズレてもいいや、と責任を感じずにいるのだろうか。僕は今のこういった状況を気持ち悪いくらい異常だと感じています。
噂話って楽しいとは思うんですけどね。それが行き過ぎると、うまく言えないけど、こういうのってなんか怖いなと思うんですよ。伝言ゲームになってエスカレートして、発信したものが当初想像していなかったとんでもない方向に行ってしまう可能性だってあるはず。他人のブログだから書くなとは言いませんが、読者の方もこれはあくまでも噂なんだと認識するクセをつけておいた方がいいと思います。僕はポリシーとして噂情報をブログには書かないようにしていますし、これからも書きません。
Appleは現地時間9月9日に発表会を開催しますから、Appleから何かしらの端末やサービスの発表があることは確かです。あとはどんな内容となるか発表を待つばかり。そして、それが「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」であれば、ドコモ・au・ソフトバンクの公式な発表を待ちたいと思います。