地層や地球、化石などに興味がある人にオススメしたい観光スポットが新潟県糸川市にある「フォッサマグナミュージアム」。北陸新幹線が開業する前年にあたる2015年に全面リニューアルし、年間10万人超もの入園者が訪れています。
2016年12月に大火事のあった糸魚川市でですが、僕が街の名前そのものや見どころがたくさんある街だということを知ったのは大火事のニュース以降でした。すみません(^_^;)
先日、糸魚川市の魅力を体験するメディアツアーに参加し、フォッサマグナミュージアムがめちゃくちゃ面白い観光スポットだということがわかったのでレポートします!
(糸魚川市のフォッサマグナミュージアム)
もうね、中に入る前からテンション上がるのがこちらの「化石の谷」と称した化石発掘体験!
300円を払うと体験でき、ハンマーでエリア内の石を自由に割ることができます!目を守るグラスや軍手を借りて、怪我しないように。
レア度があって、実際にこんな化石が見つかるんだとか。
僕たちもみんなでたくさんの化石をゲットできましたよ♪ひとり最大3つまでお持ち帰りが可能です。
糸川市は翡翠が日本一採れる街です。海岸に行くと、よく翡翠探しをしている人がいますが、実際に翡翠を見つけたら持ち帰ってもOKとなっています。
が、やっぱり見つけるにはちょっとしてコツが必要。観光協会の方のお話では、翡翠を見つけるコツはなるべく白い石を探すこと、ですって!
フォッサマグナミュージアムでは見つけた石が翡翠かどうかを鑑定してくれるサービスをやっています。翡翠を海岸で見つけたら、ぜひここで本物かどうかを調べてみるといいでしょう。僕たちが見学している間にも何人もの人が鑑定に訪れていましたよ。
では、どうして糸魚川には翡翠をはじめとするたくさんの鉱物があるのかというと、フォッサマグナが関係しているんだそうです。
これを1から説明すると、専門用語がいっぱいでおそらく頭が爆発すると思いますから短くまとめて解説しましょう!
まず、糸魚川市は特殊な場所に位置しています。新しい岩石でできた溝であるフォッサマグナと、古い岩石帯との境目にあるのがここ糸魚川市なんです。糸魚川静岡構造線というらしい。上の図を見ると、東京なんかすっぽりフォッサマグナに含まれていますね!知らなかった。。。
プレートの移動による縦方向の地殻変動によって、地下深くにある鉱物や翡翠を含む蛇紋岩が地表に上がってきたために、境目に位置する糸魚川市では多数の鉱物が発見できるというわけ。
続きはフォッサマグナミュージアムにて!説明を見たり聞いたり、あっという間に時間が過ぎてしまったよ。めっちゃ楽しかった!
翡翠というと、緑色の勾玉を思い出すかもしれませんね。でも、紫色だったり、他の色の翡翠もあるんです。
例えば、チタンが含まれると色が変化し、紫色の翡翠となります。
みなさんは何色の翡翠が好みでしょうか?
フォッサマグナミュージアムにはさまざまな石のコレクションがあって、「蛍石」なんてキレイすぎて腰を抜かしちゃうよコレ!
ほんと、ここに来れば誰でも鉱物や地層に興味を持つと思うので、お子さんの自由研究ネタや夏休みの思い出作りにもピッタリでしょう!
フォッサマグナミュージアムには隕石までも展示してあるから驚きです!これ全部(笑)どんだけ~!
そのほか、新潟県糸川市の観光情報はこちらの記事まとめからどうぞ♪
【フォッサマグナミュージアム】
■開館時間:9時00分~16時30分
■休館日:12月から2月まで毎週月曜日
■入館料:一般(大人) 500円、高校生以下 無料.
■電話:025-553-1880
■住所:新潟県糸魚川市大字 一ノ宮1313(美山公園内)