指でぐるぐる回して再生できる360°パノラマの写真・動画って面白いですよね。このところ使い始めた全天球カメラ「Insta360 Nano (VRCAMDEG)」が超気に入っています!
特長はiPhoneのLightning端子に挿し込んで使い、iPhoneアプリのシャッターボタンで撮影可能。撮った360°写真は直接iPhoneに保存されるので、とても優れモノなんです。
撮った写真はこんな感じ!(PCからはGoogle ChromeまたはFirefoxでぐるぐる回せます)
【※「Insta360 Nano」のぐりぐり動かせる写真です】
今回、サンコーレアモノショップさんから「Insta360 Nano(VRCAMDEG)」をモニター提供いただき、しばらく使ってみました。良いところも悪いところも含め、レビューをお届けしたいと思います!
撮ってすぐに再生できる「Insta360 Nano」の良さ
まず、「Insta360 Nano」で撮った360°写真の再生に関するお話からしてきましょう。
撮影後に写真はすぐスマホで確認できます。転送しなくても、いつものスマホ写真の感覚でプレビューできる!当然、その場でタッチ・スワイプしてグルグル回して好きな角度から確認できるし、SNSで見やすいようにグルッと回転する動画へ変換・書き出しが可能。
アップ後にはinsta360のサイトでブログ用の貼り付けコードを取得できるから、ブロガーにとっても嬉しいです!
「Insta360 Nano」は写真(静止画)や動画撮影のほか、さらにはYouTube LIVEやFacebook LIVEでの360°生配信も可能。まぁ、いろいろな楽しみ方ができるってこと!ただ、個人的には生配信よりも、360°写真が撮れることに魅力を感じましたね。
気軽に360°の映像が撮れる面白さ
一眼カメラやスマホでいくら広角レンズを使って風景を撮影したとしても、その写真から視聴者・読者に知ってもらえる風景の範囲って限られてきます。
一方、「Insta360 Nano」は360°写真を撮れるので、僕の今いる場所がどんなところなのか、何に囲まれているのか、部屋全体の様子はどうなのか、といった場の雰囲気を丸ごと撮影して皆さんにお見せすることができるんです!
例えば、この360°写真なんかは特にFacebookで大きな反響がありました。
【※「Insta360 Nano」のぐりぐり動かせる写真です】
お台場ウォーターパークのプールでちょっと高い階段の上で手を伸ばして撮影。パーク内にどんなプールやアトラクションが置かれているのか、お台場のどんなところにあるのか、お客さんの様子など、このグルッと回る写真から圧倒的な情報量を得られるのではないでしょうか。
ちなみに、撮った360°写真・動画はVRコンテンツとして楽しめます。「Insta360 Nano」のケースがVRゴーグルになるので、ここにスマホを取り付けることでVRを視聴できる仕組みです。
iPhoneケースやバンカーリングには注意
メリットばかりでなくデメリットというか「Insta360 Nano」の少し気になった点を挙げると、基本はiPhoneに挿して使う(挿さなくても使える)ので、厚みのあるiPhoneケースを装着していたり、バンカーリングを付けたりしていると、「Insta360 Nano」を挿入できません。わざわざそれらを外してから「Insta360 Nano」を挿す形になります。ボディ裏側に出っ張る棒状の部分が邪魔になっちゃうんですよ。
バッテリーやシャッターボタン部のために長くせざるを得なかったんだろうけど、それがかえってiPhoneケースと干渉してしまう結果に。薄めのケースなら大丈夫です!
Wi-Fi接続よりもiPhone直挿しを望んでいた!
360°撮影カメラの他機種は元祖であるリコーの「THETA」シリーズが挙げられます。
「THETA」は画像をスマホに転送するとき、いちいちWi-Fi接続して転送しなきゃいけないので、あれは煩わしいなと思います。僕が「THETA」シリーズを買わないのはそれが理由だったんです。
それに対して、「Insta360 Nano」は画面で確認しながら撮れるのはもちろん、撮った画像を即再生できるし、瞬時にSNSへアップできます。iPhoneに挿入して使う「Insta360 Nano」ならではのメリットです。
それに、「Insta360 Nano」をiPhoneに挿すとそれだけで専用アプリが起動するので、ほんとにストレスなくすぐに撮影できる!
加えて、決してiPhoneに挿さないと撮れないわけではありません。
「Insta360 Nano」はmicroSDカードスロットや独立したシャッターボタンを搭載しているため、iPhoneに挿さずとも「Insta360 Nano」単体だけでの撮影だってできちゃいますよ!
バッテリー駆動時間が1時間は使う人次第か
内蔵バッテリーの充電はmicroUSBから。連続使用でのバッテリー駆動時間は約1時間ですが、僕個人としては連続して1時間も360°写真を撮ることはなかったので、まずバッテリー切れの心配はありませんでした。ただ、「Insta360 Nano」で360°映像のLIVE配信をしたい方もいるでしょうから、その場合は充電ケーブルを忘れずに。
下は付属品一覧。日本語マニュアルや収納ケースが地味に嬉しい!
たった73グラムしかない軽量ボディですから、いつもバッグの中に放り込んで常に携帯していても重さはぜんぜん気になりません。
使って楽しい!撮りたいときにすぐ撮れる「Insta360 Nano」
「Insta360 Nano」の専用アプリでは撮影・再生だけでなく、SNSにアップする際にさまざまなフィルターや書き出し方法を選べるのも嬉しいです。視聴者が自分の指でグリグリ回して見られるようにしたり、自動的にグルッと動きながら再生したり、球体状の写真にして書き出したりと、見せ方はあなたの好み次第ですよ!
沖縄で宿泊したホテルができたばかりで新しかったので、部屋の様子を撮ってみました。チェックアウト直前に撮ったので、いろいろごちゃごちゃしていますが(笑)
【※「Insta360 Nano」のぐりぐり動かせる写真です】
(JR九州ホテル ブラッサム那覇)
使いたいときに使えて、360°写真・動画の撮影をより身近にしてくれる「Insta360 Nano」。海外製品ですが、サンコーレアモノショップでは日本語マニュアルを付けてくれるし、なんと、この記事を書いている現在は通常価格26,800円のところを特価の23,999円(税込)で販売中!
全天球カメラを欲しいと思っていた方はぜひこのチャンスをお見逃しなく!Amazon、楽天市場でも販売しています。