カフェ・スイーツ

三重県大台町「森のお菓子屋スピカ」、素敵なご夫婦と景色が魅力のスイーツ&カフェ #大台町PR

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昨年度から三重県の南西に位置する多気郡大台町の観光PRや地域事業者の情報発信などを手伝わさせていただいている僕ですが、ちょうど僕が2度めの訪問中の2016年7月11日、国土交通省による2015年全国一級河川水質調査で、大台町を流れる宮川が「水質が最も良好な河川」だったことが公表されました。つまり、水質が日本一キレイな川ということ。すごいですね~!

実をいうと、これまでも宮川は「水質日本一」に何度も選ばれていて、前年は土砂災害の影響で水が濁り、一位からはいったん離れていたんですね。それが見事に復活したというわけ!水質日本一の「宮川」ってどんな川なのかというと、こんなのですよ!

さて、その宮川沿いを走る道路の古い建物を改装し、新たにスイーツ店を出店して頑張っている若いご夫婦がいます。八木さんご夫婦です。

スイーツ店の店名は「森のお菓子屋スピカ」。僕が最初に訪れたとき(2016年夏)にはオープン前でまだお店の看板どころか、まさに店内のレイアウト決めやメニュー開発に奮闘している最中だったのですが、お忙しいなかお時間を作ってもらい取材させていただきました。

そのときは↑のような外観だったのですが、正式オープン後の2017年9月に訪れると↓のようにすっかりお店らしくなってた!

※以下、2017年9月現在の情報に更新しました

「森のお菓子屋スピカ」八木さんご夫婦の二人三脚

シェフを務める旦那さんは過去に伊勢市のケーキ店で働いたり、鳥羽の温泉旅館で和食・洋食を習っていました。三重県の有名スイーツ店が展開するカフェでは、料理長クラスの人の下で集中的に修行。なので、スイーツも料理もバッチリというわけ!

一方の奥さんは物事をハッキリ言う性格をお持ちで、お話を伺っていると次から次へとお店の構想や新メニュー案など、こうしたいああしたいというのを言葉で発する人。大人しめな旦那さんといい意味で相性がピッタリな印象を受けました!

 

大台町の特産品を使ったメニューを開発

スピカのメニューをお聞きしたところ、目玉の商品はシフォンケーキ。あとで試食させていただきましたが、見た目がおしゃれで味もとてもおいしいシフォンケーキです!また、焼菓子を6~7種類と、定番商品や限定商品も。

レジ横にはサクッと買って帰れる焼き菓子が置いてあり、店内を利用したお客さんが帰り際にも買って行くんだとか!

八木さんは大台町で店をやることに決めたからには、大台町の特色のあるカフェにするべきだとの考えを持っていて、特産品であるお茶や水、木、わさび、ゆずなどを使った商品を作る計画を口にしていました。

なかでも、お土産やおつかい物としての需要があると見ていて、その需要に応えるためには日持ちする商品を開発しなければならないと思いつつも、防腐剤や添加物を入れることに難色を示していまして、そのあたりは今後の商品開発にどう影響するのか気になるところ。


(ゆずのマドレーヌ)

課題はほかにもあり、イチゴや卵については地元の農家さんから仕入れたいけど、まとまった数が手に入るかどうかを不安視していました。できれば地のものを使いたい、という八木さんの想いに応えられる大台町の農家さんがいましたらぜひご連絡してあげてください!

また、スイーツだけではなく、ランチメニューとして簡単な料理を提供できるようにはしたいと話していました。大台町ってお食事できるところはそれほど多くはありませんから、地元の方々はきっと喜ぶでしょうね!


(大台町産のたまごを使用したシフォンケーキがオススメ。値段は当時のもの)

 

2017年夏に正式オープンしました!

2016年7月にお話を伺った時点ではオープンは秋頃か年末かなぁ~とおっしゃっていました。その後、2017年夏に正式オープンを果たしました。

すっごく味のある古民家風の建物はもともと居酒屋さんだったそうで、ここを改装し、住居兼スイーツショップをして生まれ変わろうとしているところでした。なるべく予算をかけないようにと、内装は自分たちの手でペンキを塗ったりして節約。とってもオシャレな店内に仕上がりましたね!

ただ、まだ看板も立っていないときには、ここでいったい何が始まるんだろうと地元の人は興味を示しているらしく、いきなりドアを開けて見に来るんだとか(笑)このあたりが田舎の特性でしょうか、地方ならではの独特なコミュニケーション方法があるようです。

まぁ、それも「田舎暮らしあるある」で、逆にオープン前からお店を知ってもらえるチャンスになりますし、ある意味ではありがたいですよね。

店内にはゆっくりコーヒーを飲みながらスイーツを食べられるイートインが可能。ソファ席やテーブル席、カウンター席もあって、仲良しグループでの来店から個人利用まで幅広いお客さんの利用ができるようになっています。

天井は高くて開放感があります!

 

きちんと商売として成り立つお店に

そうそう、僕なんかはカフェのお店に行くとアイスカフェラテ1杯でけっこう長居をしてしまうタイプなんですが(すみません!)、スピカさんでは観光客や仕事帰りの人にも気軽に立ち寄ってもらいたいお店を目指しています。地元の人にも来てほしいけど、新規のお客さんが入りづらい空気は作りたくないとおっしゃっていました。

それは価格で対応したいとのことで、「居心地がいいお店なんだけど、毎日行くような価格ではない価格」を想定しているそうです。1杯100円のコーヒーとか100円のスイーツばかりを提供していたら、毎日同じお客さんがずっと居座ってしまい、商売になりませんからね。


(オープン前のスピカ)

優しいご夫婦なので、ついお客さんにサービスしちゃいそうな予感がするのですが、そこはここで生活していくためにもしっかり利益の出る方法を模索してほしいです!例えば、店内をイベント会場として有料で貸し出したり、スイーツ教室の開催したりですね。これらは売上につながるだけでなく、街の人にお店を知ってもらうチャンスですよ、といったアドバイスもさせてもらいました。

ふわふわで美味しいシフォンケーキを試食!

最後に、商品写真を撮影してご提供します!との名目で、スピカのおすすめ看板メニューとなる「シフォンケーキとコーヒーのセット」をいただきました。想定しているお値段は700円。

ほどよい甘さでふわふわのシフォンケーキに生クリームをたっぷり付けて。あぁ~、お茶とか木とか、なんとなく和風なイメージだった大台町がすっかり洋風に。これはぜひオープンしたら皆さんに食べてもらいたいですね。コーヒーにもピッタリ♪添えてあるフルーツがおまけレベルではなく、しっかり味わえるものなのでこちらも美味しくいただきました!

こんな素敵な大自然が目の前に広がるお店で食べるシフォンケーキとコーヒーの味を想像してみてください!

また、2017年9月に訪れたときにはこんな素敵なケーキをいただきました♪

Instagramではスピカの話題を聞きつけた若い女性たちが美味しいスイーツを求めてわざわざ県外からやってくることも増えたんだとか!すごいですね~♪

奥さんは「お坊さんやおばあさんのようないろいろな人が訪れる温かい雰囲気のお店にしたい」とおっしゃっていました。街の環境にあったのんびりとしたお店になるんじゃないかと勝手に期待しています。

最後に、旦那さんのお写真を1枚パシャリ。


(スピカの八木さん)

【森のお菓子屋 スピカ】
■営業時間:11時~19時
■定休日:水曜日
■住所:三重県多気郡大台町小切畑194
■電話番号:0598-76-1434

そのほか、三重県大台町の情報はこちらもどうぞ♪

 

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