2010年秋に発売となるキヤノンの新型インクジェットプリンター「PIXUS」のイベントに行ってきました。今回から型番がちょっと変わりましたね。
MG6130/MG8130/MG5230/MG5130/iP4830/PIXUS MP280 で、9月9日より順次発売となります。
カッコイイデザイン・タッチ操作・無線LAN(Wi-Fi)といったものをコンセプトにしており、特に一番のウリである「MG6130」は“6色エンジンW黒”を採用し、光ナビとタッチ操作、無線LAN(Wi-Fi)にも対応。本体のカラーバリエーションとして、ピアノブラックのほかにシルバーも用意されています。
■プリンターも「光」と「タッチ」の時代へ
今回のプリンターの特徴は、ハッキリ言って次の一言につきます。
『操作がマジで快適すぎる!!』
これまで、プリンターでの印刷って写真を選んだり、印刷の設定箇所が多かったり、何かと不親切な部分があったりしましたが、今回発表された2010年秋モデルの複合機上位2モデル「MG8130」と「MG6130」には、次に行うべき操作を光でナビゲートしてくれる「Intelligent Touch System」が採用されています。
どういうことかというと、必要な操作ボタンだけが光って現れ、次にタッチするボタンを教えてくれる親切機能なんです!!しかも、そのボタンは軽くタッチすれば反応してくれるし、静電式でかなり感度がいいので、タッチの失敗がほぼありません。
この光によるナビによって、操作時の視線と指の移動に迷いがなくなり、印刷時間の短縮にもつながります。
■要望の多かった無線LAN(Wi-Fi)に対応
インクジェットプリンターのユーザーは、購入時の重視度として、(1)デザイン、(2)操作性、(3)無線LAN(Wi-Fi)対応、の順に重視する人が多いのだそうです(意外にも1位がデザインだなんて、ちょっとビックリ)。ユーザーの要望で無線LAN(Wi-Fi)からプリントしたいという意見がとても多かったのだとか。
1位のデザインは、どんなインテリアにも合うピアノブラックカラーを採用していてカッコイイです。液晶画面に表示される文字のフォントも新たにデザインフォントを採用し、とても見やすくなっています。
2位の操作性については、上で紹介したように今回の2010年秋モデル「MG8130」「MG6130」にはこれまでにない最強の「光」でナビしてくれるタッチボタンを備えていますので、十分に評価できるレベルだと思います。
また、3位の無線LAN(Wi-Fi)も、「MG6130」・「MG8130」・「MG5230」に標準装備されていますので離れた場所からプリントできます。プリンターは常に電源をONにしておく必要がありますが、未使用時には自動的に省エネモードになるので安心です。ちなみに、高速の802.11n規格にも対応していますよ。
■僕が気付いた親切機能
プリンターの動作としては、全機種、前面の排紙カバーを閉じているときでも、プリント時には自動的に排紙カバーが前に開いてプリントを開始してくれるのは、けっこうメカ心を揺さぶられましたよ!これによって、せっかく無線LAN(Wi-Fi)からプリントしても排紙カバーが閉じているせいでプリントに失敗した!っていう残念なことがなくなります。
液晶メニューも、メニューをずっと下に進んでいってメニューの項目が1週回ると「ピピッ」という電子音が鳴り、メニューが1週回って最初の項目に戻りましたよというのがわかるようになっている点にはとても親切心を感じました。
このようにイベント会場で触ってみて発見したこともたくさんあったのですが、今回、このキヤノンが発売する2010年秋モデルのプリンターをしばらくお借りしてモニターテストする機会をいただいたので、『iPhoneやAndroidケータイからもプリントできる機能』など、実際に試してみたいと思います!!次回のレポートをお楽しみに!
AMNさん、いつもありがとうございます!!
細かいスペック等はこちらから!
■ Canon PIXUS サイト
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