ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)がドコモ回線を借りて(MVNO)月額2,980円の高速無線サービスを提供することを発表しました!
「DTI ハイブリッドモバイルプラン」です。
TwitterやFacebook上で「ウヒョ~!これはすげぇ~!」と僕も含めて驚いていたのですが、内容をよくよく調べてみると、ちょっと微妙な点が見つかり、Facebook上でやすゆきさん達とアレレ?となったのでエントリーにまとめてみました。
DTIのサイトにあるリリース文によると、
本サービスは、日本最大のサービス提供カバー率を持つNTTドコモのFOMA 3G回線を利用し、最大7.2Mbps(下り)を転送量無制限でご提供するだけでなく、NTTコミュニケーションズが有する全国約4,000アクセスポイントの公衆無線LANサービスをハイブリッド型でご提供することで、カバレッジと高速接続の2つのニーズを業界最安値価格帯で実現しています。
と、受信(下り)速度は最大7.2Nbpsと明記されているのですが、送信(上り)に速度ついては2通りの見方ができます。
どういうことかというと、以下をご覧ください。
プランの説明表には『上り 最大384kbps』と表記されているんです。
ん~、ぜんぜん速度が違う。。。
僕の推理はこう。
端末には送信(上り)速度が5.76Mbpsまで出せる性能があるのに、この「DTI ハイブリッドモバイルプラン」では最大384kbpsしか出ませんよ~、と。
わかりやすいように単位を整理してみると、1Mbps=1024kbpsです。
5.76Mbps=5898kbpsです。
ということで、384kbpsとは単純に15倍近く速度が異なるので、これは大きな差です!
しかも、これを見落としてうっかり契約すると、このプランの条件である2年縛りの呪縛にかかってしまい軽々しく解約することができなくなります(違約金が発生)!
もし、送信(上り)速度が最大で384kbpsだとしたら、Ustreamでの生放送や、写真のアップロードを頻繁に行っている人にとってはきついでしょう。特にUstreamは送信(上り)が速いことが重要なので、きれいな映像配信は難しいと思います。
そこで、事実確認のためにフリービット社のDTI広報担当さんに電話してみました。
とりあえず、代表で電話に出た人に質問内容を告げました。
担当の人に確認してから折り返し連絡をくれるということなので、しばらく待機。
すると、電話がかかってきました。
・・・担当者がすでに帰った後なので、また明日連絡するとのこと。
まぁ、僕が電話したのが20時前でしたし、仕方ないかぁ。。。
ただ、DTIのサイトのQ&Aで調べたところ、
“「DTI ハイブリッドモバイルプラン」サービスについて”という質問欄があることを発見!
3G接続での最大通信速度は、受信最大速度7.2Mbps、送信最大速度384kbps
公衆無線LANサービスは最大54Mbpsとなっております。
とあったので、おそらくはやっぱりプラン側によって送信(上り)速度最大384kbpsになっているんだと思います。。。
ということで、正確な回答は明日の電話待ちということになりましたが、送信(上り)速度最大384kbpsという回答をいただくことになりそうです。
この速度の件はガッカリですが、「DTI ハイブリッドモバイルプラン」はドコモの広い3G回線網を使用しているとあって人口カバー率(エリア)は100%をカバーしていますし、上で紹介したようにPocketWiFiタイプの端末もあるのでノートパソコンやiPhoneなどのスマートフォン、PSPやニンテンドー3DSのようなゲーム機を複数台同時にネットにつなぐことが可能です。
また、「HOT SPOT」を無料で使用できるという大きなメリットもありますから、ドコモ回線の送信(上り)速度だけ我慢すれば超安い料金でどこでもモバイルライフを送ることができますよ~!
【追記】
DTIから受けた電話によると、送信(上り)速度は最大5.7Mbps出るそうです。
なんか、社内での連絡がうまくいってないのかわかりませんが、情報が交錯してます。ちょっと人柱さんからの報告を待った方がいいのかもしれません。。。
僕はとりあえずイー・モバイルの21Mbps対応Pocket WiFiなんてのがあるので、こっちで様子をみてみます。