2011年9月13日、任天堂の「ニンテンドー3DS カンファレンス 2011」の終盤で、カプコンの辻本良三氏が登場し、ニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンター 3 (tri-) G』の発売日を発表。12月10日に発売すると発表しました!
さらにはビッグニュースとして、さらに新作『モンスターハンター 4』もニンテンドー3DS用に開発していることが明らかにされました。
そんなカプコンですが、実はカプコン(証券コード:9697)はソーシャルゲーム関連として株価が上昇基調で推移してきたのですが、最近はやや上値が重い展開でした。
そして、今日14時前。
『モンスターハンター 4』をニンテンドー3DSで発売すると発表。
発表直後はやや堅調だったカプコンの株価は、その後、一気に下がりました。
カプコンの終値は前日比179円(8.31%)安の1974円でした。
ちなみに9月5日の昼過ぎに、スクウェア・エニックス・ホールディングス(証券コード:9684)がドラクエ最新作『ドラゴンクエスト10』を任天堂の「Wii」「Wii U」向けに発売すると発表した際にも、株価は下落。
前日比43円(2.4%)安の1762円となり、また、翌6日には前日比197円(11.2%)安の1565円と急落したのは記憶に新しいです。
新作タイトルを任天堂のハードで出す、と発表すると、投資家はマイナスにとらえるのかもしれませんね。
旧機種の「ニンテンドーDS」が爆発的にヒットすることになったのは“脳トレ”などのソフトの登場でした。それを考えると、ハードが売れてないからソフトも売れないんじゃなくて、魅力的なソフトがリリースされることによって、ハードも売れてソフトも売れるんだと僕は思います。この構図は、「ニンテンドー3DS」や「Wii U」でも変わらないような気がします。根強いファンが多いシリーズもののタイトルなら、なおさらです。
投資家の中には「DS」発売後は低迷が続き、そこから一気に爆発的なヒットになったことを忘れてしまった人が多いのでしょうか。
「DS」と“脳トレ”効果で一時は7万円を超えていた任天堂(証券コード:7974)の株価は、2011年9月13日現在、わずか1万2320円(大証)です。
僕は、任天堂の復活を心から応援しています。
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