こんにちは!あなたを僕色に染めたい@asuka_xpです。
2012年11月5日、使い古した衣類を染め直してまた着ましょう!という京都のSomE Style(染めスタイル)さん主催の「草木染め」をテーマにした“草木染め”と“リユース”~「SomE Style」サービスを体験!ブロガーイベントに参加してきました!
これは同日より始まった渋谷ヒカリエ8階での展示イベント「九華プロジェクト SomE Style」(11日まで開催)に合わせて行われたもので、大雑把に説明すると、草木染めで生まれ変わったファッションとその伝統を知ってもらい、もっと天然染料による染めを気軽に楽しんでもらおうというもの。
なんと、このイベントでは京都エコーマネープロジェクトで回収した衣類約200着を染め替えてリユース。また、AZOTHやrocaの展示サンプル衣類約100着を染め替えてリプロデュースしたものが展示されています。
もし、染めてみたい衣類がある場合は、衣類をイベントに持って行って、その場で染めの申し込みもできちゃいます!
草木染めについて
イベントでは「SomE Style」の中西さんからいろいろなお話を聞くことができました。
話によると、日本では400以上の色の名前があり、色に対する美意識と共に草木染めは発展してきたそうです。
染める作業って、非常に手間ヒマがかかり、コストも高い。
草木染めには天然の染料を使用。
例えば、栗。京都は栗も有名で、栗を使って色素を抽出しているそうです。
こんな感じで、栗の染料とミョウバンもしくは鉄を組み合わせるなど、組み合わせによってさまざまな色を楽しむことができます!
染色・媒染の後に3~5会回洗う。これを何度も繰り返したり。。。
職人さんの体力的な負担も大きいとのこと。これはきっとお安くないですよね~。
自分の服を草木染めできる!
ちょうど11月5日からSomE Style Webサイトが公開!Webサイトから染め替えを申し込めるようになりました。
お値段は意外と安くて、なんと、Tシャツやキャミソール、ポロシャツなんかは2,100円で染めることが可能です!!
シャツやパーカーでも4,200円!!安い!!
申し込み手順としては、染めたい衣類を用意し、Webの申し込み画面で色をイメージして染料と媒染剤を選べばオッケー!
素材や状態などをチェック項目を入れて、住所や名前などを入力すれば申し込みできちゃいます。
注意したいのが素材。ポリエステルやナイロンなど合成繊維は難しいのですが、少しの割合で混ざっている程度なら染まる可能性はあります。
また、ファスナーなどは錆びたり、通りが悪くなってりする場合もあるそうです。
注文後にメールで注文番号が来るので、その注文番号を紙に書いて、衣類と一緒に「SomE Style」へ送付すれば完了です。
注文画面で染料と媒染剤を選ぶ項目について一言述べておくと、日本人ははっきり決められない人が多いので、現状の自由な組み合わせを選べる選択肢は残しつつ、最初から「茶色っぽく染める」「黒っぽく染める」といった色のパターンでの選択肢もあるといいかもな~と思いました。
僕も試しに、白いパーカーの草木染めを注文してみました!!
申し込みから約2週間で出来上がるとのこと。楽しみ!
草木染めの衣類についての注意点
染物ですから、やっぱり心配なのは色落ち。
中西さんがおっしゃるには、通常、染物ですから色落ちしやすいとのこと。ただし、「SomE Style」では思い切り色を落としているので、それ以上の色落ちはしにくいとおっしゃっていました。そして、色のムラも含めて草木染めの良さであると。
洗濯については、基本的に手洗いか洗濯機の弱洗いが良いそうです。また、他の衣類と一緒に洗うことを避ける、と。
捨てずに再び着られる!
染みや汚れで着なくなってしまった洋服をこうやって草木染めにすることで、リユース!もう1度着られるようになるって嬉しいですよね!
よく服を買う人に限って、古い衣類の処分に困ってたりすると思うのですが、そんなときはぜひ「SomE Style」の染め替えを利用してほしいと思います。
また、今回紹介した展示イベントは11月11日(日)まで渋谷ヒカリエの8階で行われていますので、ぜひぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!
こんなお気に入りの草木染めファッションが見つかるかな♪
→ イベント「九華プロジェクト SomE Style」
→ SomE Style(染めスタイル)~Japanese ethical fashion~
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