こんにちは!昨日までフルサイズデジタル一眼レフカメラの「Canon EOS 6D(WG)」をモニターしていました@asuka_xpです。
いよいよ、2012年11月30日に発売となるキヤノン「EOS 6D(WG)」。
WGとはWi-Fi(無線LAN)とGPS機能を搭載しているという意味で、「EOS 6D」の海外版ではWi-FiとGPSが非搭載で販売する国もあることから、このように表記して区別しているそうです。
そんな「EOS 6D(WG)」(以下、EOS 6D)なので、せっかく搭載されているGPS機能を使ってみたい!と思い、モニター期間中の最後に、GPS機能を試してみました(笑)
※ 発売前の「EOS 6D」をキヤノンさんから特別にお借りしています。試作機であるため、実際の製品版とは異なる場合がありますので予めご了承ください。
GPSとロガー機能をオンに
GPS機能を使う方法を説明します。
ただ、メニュー画面の写真を撮り忘れたので、すみませんがテキストで説明しますね(汗)
まずは、付属のDVD-ROMに収録されているソフトをインストールしておきましょう。
次に、「EOS 6D」のMENUからGPSを「オン」にし、「内蔵GPS」にします。
これで撮影した場所の位置情報を写真のExif情報に記録することができます。
また、「ロガー」の機能も「EOS 6D」の大きな特徴の一つ。
何かというと、ロガー機能をオンにしている間、自分が移動したルートのログを一定時間ごとに記録してくれるんです!
どこでどんな写真を撮影したか、だけでなく、その途中の歩いてきた道も後から確認することができるので、これまでにない写真の楽しみ方が可能です♪
MENUからロガー機能をオンにすればOK。
なんと、電源をオフにしている間も位置情報を記録しておいてくれます!
位置情報は1秒毎~5分毎の間隔で設定が変更でき、1秒毎だと最大4.4日分、5分毎だと100日分の記録が可能。
「EOS 6D」のログ情報をパソコンに取り込む
GPSのログ情報は「EOS 6D」に付属のDVD-ROMに収録されているソフト「EOS Utility」から取り出す方法と、SDカードにログ情報を転送(移動)してから取り出す方法の、2パターンあります。
僕は後者の方法で、ログ情報をSDカードに移してから取り出してみました。
操作としては、「EOS 6D」のメニューから「カードにログを移す」でOK。
最初、ログ情報は「EOS 6D」の内蔵メモリに記録されています。これをSDカードに移すと、内蔵メモリの中のログ情報は消えます。
次に、SDカードをパソコンに挿入。
「GPS」というフォルダ内の「◯◯◯◯◯◯◯◯.LOG」というファイルがログ情報です。ここでは「12112500.LOG」がそれです。
付属のDVD-ROMに収録されている「MapUtility」という名前のソフトを起動します。
起動したら、左下の2番目にあるボタンを押し、先ほどのSDカード内のログ情報の入ったファイルを選択します。ここでは「12112500.LOG」。
すると、このようにファイルが読み込まれる。
ファイルをクリックすると地図が表示され、自分が歩いたときに「EOS 6D」が記録しておいてくれたルートを見られます。
拡大・縮小も可能。
左上の画像タブをクリックすれば、どこでどんな写真を撮ったのかも確認可能!
さらに、やや右にあるボタンを押すと、「Google Earth」用のファイルを書き出すこともできちゃいます。
なくてもいいけど、あると便利!
GPS機能って、そんなの使わないよ~という人にとってはまったく意味のない機能でしょう。
しかし、海岸とか山々の風景、紅葉が美しい公園、素敵なクリスマス・イルミネーションとか、キレイだからとりあえず撮っておくことも多いと思います。
でも、撮影したけどその地名がわからないとか、メモしておくのを忘れたとか、そういう経験ってありますよね?
そんなときにGPS機能がすげぇ役に立つ!
上で説明した通りにしてパソコンに取り込めば、地図付きで写真が表示されるため、その地名知ることができるんです!
プライバシーを他人に知られるのは嫌だという人のために、写真から位置情報を削除する機能もありますので、ご安心を♪
フルサイズ一眼レフカメラとして世界最軽量のキヤノン「EOS 6D」。
実際に使ってみて、キレイな写真が撮れるだけでなく、GPS機能が付いてて便利なことがわかりました。ぜひぜひ、みなさんも位置情報を活用して写真の楽しみ方を広げてほしいな~と思います!
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※ EOS 6D(WG)ボディ、EOS 6D(WG)ボディ+ EF24–105L IS USM レンズキットはそれぞれ2012年11月30日発売予定。
EOS 6D(WG)ボディ + EF24-70L IS レンズキットは12月中旬発売予定です。