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2013年5月9日の14時20分ごろ、株式市場でシャープの株価が前日比80円(22%)ストップ高の449円まで上昇しました。
同社の株価は4月3日に年初来安値となる234円を付けた後、4月15日には403円まで上昇し年初来高値を付けました。今日は449円まで上昇したので年初来高値を更新した形となります。
では、どうして今日のシャープ株は一時ストップ高まで買われたのか。
その理由は韓国サムスン電子との提携強化にありました。
シャープがサムスンとの提携拡大
5月9日付の読売新聞は
シャープが韓国サムスン電子との提携強化に乗り出すことが明らかになった。14日に発表する2013~15年度の中期経営計画に、液晶事業以外にも協業分野を広げることを盛り込む。世界的な販売網を持つサムスンとの提携強化で収益基盤を固め、経営再建を加速させる。サムスンからの出資拡大も検討している。(シャープ、サムスン提携拡大 – 読売オンライン)
と報じました。
報道の中で、“追加出資は最大で数百億円規模を想定しており、サムスンがシャープの筆頭株主となる可能性もある”ということで、財務状況の改善を見込んだ思惑買いが先行したんだと思われます。
また、Appleの「iPhone 5S(仮)」向けの液晶生産についても報じられ、これも材料視されていそうですね。
本日は3億2197株が取引され、東証1部での取引数はみずほを抜いて首位。
終値は前日比54円(14.63%)高の423円でした。
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