ブロガーズフェスティバルに参加し、「枚方つーしん」の真似したくなる質の高さに感動した！ #ブロフェス2013

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2013年10月20日、ブログをやっている人たちのためのお祭り「ブロガーズフェスティバル」が開催されました！

僕はスタッフとして登録していたのですが、主催者である@Sayobs（またよしれい）さんに今回の会場を提供してくれることになったGMOさんを紹介できた7月の時点で僕のスタッフとしての仕事は終了（笑）
ということで僕は一般参加者として参加してきました。

僕にとって最も得るものが多かったセッション

本当に面白くて、参考になったと言えるセッションがたくさんあったブロガーズフェスティバルですが、その中でもブログメディア「枚方つーしん」のセッションが一番心に残りました。

枚方って初めてみた地名なんですが、これがどこにあるのか、また、これを見て「まいかた」と読んでしまったくらい枚方の知名度は圧倒的に不利だな～と思いつつも、今回のセッションを聞いていて地域の人がどんな発信の仕方をすれば、読んでもらえるブログメディアになるのか物凄く大きなヒントをいただいたと思います。

お話をしてくれたのは編集長の本田さんと、対外的な窓口役のハラダさん。

左からLINEでライブドアブログの佐々木さん、枚方つーしんの本田さん、ハラダさん

リアルな情報がネットにない

枚方（ひらかた）は大阪にある人口40万人の市ですが、この枚方の情報を発信しているブログメディアが「枚方つーしん」。

開設する前は地域の情報が掲載されているのはタウン誌しかなく、リクルートとかの地域ポータルサイトの中には枚方市のカテゴリはなく、他の市と合体して載せられている状況だったそうです。

地域情報サイトってなんとなくクーポンで集客するイメージが強いですよね。お得感を出せば客が来るんじゃないか、みたいな。

本田さん自身も自分が見たいと思う地域サイトがなかったと言います。街にはたくさん看板があるのに、看板の内容はインターネットにない状況に不満を感じていて、それを載せようと思ったことが枚方つーしんを開設したきっかけだったそうです。

リアルな情報がない街の様子を、ネットに載せてどんどん発信していこうとしたんですね。
どこどこの道路が工事中ですよ、歩道が広くなりましたよ、とか。地味だけど地域に密着しているからこそ地元に愛されるブログメディアなんだろうな～と思いました。

　（月間118万PV、13万ユニークユーザー）

メディアとしての質

掲載内容は多岐にわたっているものの、僕が一番共感したのは「地元だからって何でも掲載するわけではない」こと。
例えば、iPhone系ブログだからって、つまらないアプリやカッコ悪いケースを紹介しても読者の役に立ちませんもんね（笑）

お寄せいただいた情報をすべて掲載していたら大変ですし、本当に面白いものを紹介するようにしているんだそうです。つまり、フィルターを通すことによって、ブログの質を悪くしないようにしている。

「め～んずスタジオ」でいうと、広いジャンルの記事を書いていますけど、これらはすべて僕の感性で選んだネタ。ニュースや体験記、イベント情報など決してすべてを掲載しているわけじゃありません。そういった運営方法が似ているな～と感じました。

枚方つーしんの記事を読んでいると、「ここに俺が実際に行ってこんな体験をしてきたんだぜ！」といったリアル感が伝わってきます。顔出ししている写真を掲載することによって人臭さを表に出すようにしているとおっしゃっていたのは、同時に読者の方々からこの人を応援したくなる感情を湧き起こすことにもつながったんだと思います。

応援したくなる

それは収益化の話にもつながるのですが、スポンサーの方々からは、応援したい、一緒に面白いことをやりたい、との声が圧倒的に多いそうです。収益化のお話の中でも共感できる点がこれ。枚方つーしんではGoogle AdSenseに依存しない収益化を目指しているとのことで、応援してくれる人にお返しする感じで広告枠を設置しています。