2013年12月21日に発売し、2014年1月7日現在Amazonのビジネスコミックス部門で第2位になっている『マンガでわかるアフィリエイト』。
Facebookで事前に発売されることは知っていたので気になってたんですが、僕の物欲オーラが伝わったのか、なんと、作者のあびるさんが自腹で現物を送ってくださいました。ありがとうございます!
文庫本を読むよりも読みやすくて頭に入ってくるし、短時間で一気に読ませていただきました。ということで、マンガでわかるアフィリエイトの感想をお届けしますね。
誰でも一攫千金を狙える!は甘い罠
章ごとに異なるストーリーになっていて、アフィリエイトの怖い面と善い面がはっきりわかる内容になっています。
努力せずラクしてお金を稼ごうと思っている人や今のサラリーマン生活から脱出したい人がアフィリエイトの闇に染まっていく様子を描き、詐欺とも呼べる系のアフィリエイトの罠にハマってはいけませんよ、と強く訴えかけている物語です。
悪どい情報商材系のセミナー主催者が使う手口がわかったり、秒速で億を稼いでる族はこういう誘いで無知な人々をカモにしてるんだな~というのがよ~くわかります。
一方で、ゼロからアフィリエイトを始めた主婦が試行錯誤しながら少しずつ成功していく姿や、Web APIを利用した便利なサービスを作ることでアフィリエイトサービスと結びつけて収入を得ている人物も描かれています。全体の2.4%しかいないという月3万円以上のアフィリエイト収入がある人(日本アフィリエイト協議会資料より)のことですね。
そして、作者のあびるみつやすさん御自身が経験した失敗と成功の例も盛り込まれていて、あぁ、トップアフィリエイター(現在はECサイト運営)はこうやって新たな発想を形にする行動力と努力、継続力がどれもすごいんだなぁ~!というのを感じさせられました。
どの話もギャグと真面目な部分がバランスよく入っていて、気軽にサラサラっと読めちゃった!どこからどう見てもあの“鬼嫁”がいる家族も出てるし(笑)
悪い罠にハマってしまう人はどんどんお金が吸い取られて、稼ぐどころの話じゃなくなってしまいます。儲かる方法を探すのはもちろんいいことなのですが、泥沼から抜け出せなくなるストーリーを知っておくことも大事だな~と感じました。
マンガだけでなく、各話の間には景品表示法や特定商取引法などの法律、情報商材はマルチ商法なのか、高額アフィリエイターの実態など、さまざまなコラムがあってとても勉強になりましたよ!気になった方はぜひとも読んでみると良いと思います。
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