グルメ

煮汁で炊いた長浜の名物「焼鯖そうめん」を老舗の翼果楼(よかろう)で味わう

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「焼鯖そうめん」は焼いたサバと素麺を炊き合わせた湖北(琵琶湖北部)に伝わる郷土料理。結婚した娘が農業で忙しい時期に実家から焼きサバを贈り届ける風習から生まれた料理だそうです。

具体的な焼鯖そうめんの食べられる場所としては、滋賀県・長浜を訪れた際に北国街道(ほっこくかいどう)沿いで多く見かけることができました。僕が行ったのは、電車でJR長浜駅から歩いて5分のところにある「翼果楼(よかろう)」です。

 ※今回ご紹介した写真はキヤノンさんからモニターとしてお借りしていたミラーレス一眼カメラの「Canon EOS M2」の試作品(β版)で撮ったものになります。発売される製品版と異なる場合がありますので予めご了承ください。

お店には横から入るようになっています。

中に入ると、築200年を経過するという商家をそのまま活かしたお店になっています。これは上から見てみたいな~と思っていたら、ちょうど2階席へ案内されました。靴を脱いで、2階へ。

「焼鯖そうめん」(890円)を迷わずオーダー。

驚いたのが、“焼鯖そうめんはご飯のおかず”だということ。
お好み焼きで白い御飯を食べるようなもんでしょうか。

せっかくなのでもう1つの名物に「焼鯖寿司」があるというし、一緒に行った@kobu0203が焼鯖寿司(3カン・630円)をオーダーし、シェアすることに。

そして、姿を見せたのがこちらの「焼鯖そうめん」!

焼鯖を甘辛いダシで柔らかくなるまで煮込み、その煮汁でそうめんを煮てあるため、麺は真っ白じゃなく茶色になっています。いい具合に味が染みてるんだろうな~というのが容易に想像できる。

もうね、一口食べてこれは衝撃的。
しょっぱいとかじゃなく、鯖と煮汁の旨味がしっかりと麺に染み込んでてそのままズルズルっと食べられちゃう!つけ汁が別途用意されていないのはそのためなのか。めっちゃくちゃウマい。

そして、意外と肉厚な鯖!

柔らかく箸でつかんでみただけでわかるこのほぐれ具合がすごい。じっくりとダシで煮込んだのがわかりますね。

煮魚ってレベルじゃない。ダシが効いていて、何コレ!を連呼するほどの凄まじいうまさ。
実は店を出てからもこの味がずっと口の中に残っていたんですが、ようやくわかった。これがあと引くうまさってやつなんだ!

軽く山椒を振りかけてもおいしくいただけましたよ。

もう1つ。
こちらが「焼鯖寿司」。

焼鯖寿司は福井県の小浜で有名だったりして僕はそちらでは食べたことがないのでわかりませんけど、この長浜の翼果楼で食べた焼鯖寿司は超絶品!
わ~、8カンの方をオーダーしておくんだった~と後悔したほど。

だけど、帰りにお会計をする際、レジでお土産用の焼鯖寿司が売っていたのでこれを買って帰りました(笑)家でもおいしくいただけましたよ。

滋賀県長浜。おいしい焼鯖そうめん、焼鯖寿司に出会うことができて本当に大満足!今でも思い出しただけでヨダレが出てきます。

豊臣秀吉や黒田官兵衛のゆかりの地である長浜はとても歴史を感じられる街です。黒田家の発祥の地というのが現在の滋賀県長浜市ですから、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」のファンならぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、長浜城もどうぞ!
 → NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の舞台、滋賀県・長浜城に行ってきた!

翼果楼(よかろう)
営業時間:11時~売り切れ次第終了(定休日:月)
住所:滋賀県長浜市元浜町7-8(地図

撮影に使ったカメラ・レンズはこちら。

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