現在、ドコモやauの回線を利用し、自前の通信回線網を持たずに通信サービスを展開するMVNO(仮想移動体通信事業者)が普及し始めています。「OCN モバイル ONE」や「IIJ mio」などがそうです。
月に1,000円程度から利用できるとあって、1GB~2GB程度の少量の高速モバイルデータ通信で十分だというユーザーに支持されています。
ですが、大きな容量のアプリをダウンロードしたいときやYouTube・ニコ動といった動画を見たいときには、なるべくモバイルデータ通信を使わずに済ませたい。
ぜひ、Wi-Fiでインターネットにつなぎ、使用可能なモバイルデータ通信量は温存しておくことをオススメします。
そんなMVNOサービスには特典としてカフェなどの公衆無線LAN(Wi-Fiサービス)を無料で利用できるものがいくつかありますので解説したいと思います。
BIC SIM
2GB・月額900円(税込み)から高速モバイルデータ通信が利用可能なビックカメラグループのMVNOサービス。音声通話が可能なSIMカードもあります。
通信サービスの中身や料金は「IIJ mio」と同じもので、3日間の通信制限がないのが大きな特徴。提携しているワイヤ・アンド・ワイヤレスのWi-Fiサービス「Wi2 300」を無料で利用できるようになっています。
→ BIC SIM
ワイヤレスゲート WiFi+LTE
下り250kbpsと低速ながら月額480円(税込み)でモバイルデータ通信が使えるヨドバシカメラのMVNOサービス。1GBで月額920円などといったプランもあります。音声通話プランはありません。Wi-Fiスポットが全国約4万ヵ所にある「ワイヤレスゲート」が無料で利用可能です。
BIGLOBE LTE・3G
1GB・月額972円から利用できるBIGLOBEが提供するMVNOサービスです。すでに自宅などでインターネットプロバイダー契約している人は月額756円から利用できます。音声通話プランはありません。
「Wi2 300」のWi-Fiサービスを無料で使えるほか、モバイルデータ通信とWi-Fi通信を自動で切り替えてくれる便利なAndroid向けアプリ「オートコネクト」を提供しています。
@asuka_xpの感想
上でご紹介したのはすべてドコモの回線を使ったMVNOサービスで、モバイルデータ通信はエリア的には何も不自由はないでしょう。
通常は月額300円~400円程度かかるWi-Fiサービスが追加料金なしで使えるということで、支払いはMVNO料金だけで済みます。
今回いろいろ調べていて、BIGLOBE LTE・3Gが提供する独自の切り替えアプリはWi-Fiサービスが使える場所で自動的に高速モバイルデータ通信の残り容量を節約してくれるので嬉しいなぁ~と思いました。