6月17日にAMNさんが開催の「ウエスタンデジタル ブロガーミーティング」に参加してきました!
■ウエスタンデジタルって何者?
ウエスタンデジタルって、もしかしたらあまり聞いたことのない会社名かもしれませんが、みなさんがお持ちのパソコンなどデジタル家電に使われているHDD(ハードディスクドライブ)を作っている会社です。
アメリカの会社ですが、同社が製造しているHDDは日本製の部品を多く採用しています。よく、国産の野菜じゃなきゃ食べない、っていう奥様にはちょっと注目な耳寄り情報ですねw けっこうデリケートなところがあるHDDなので、日本製の信頼できる部品を多く使用することで、ユーザーには安心して使えるんじゃないですかね!
そんなウエスタンデジタルはメーカーにHDDを提供することが多いのですが、その際に、
・音がしないようにファンを付けるな
・電力を抑制しろ
・発熱を出すな
といった要望を受け、厳しい条件のなかそれらを達成した製品を世に送り出しています。
上記の3要素は「グリーンパワー」という仕様になっているそうです。聞いたことがある人もいるかもしれませんね!
つまり、消費電力が低い、音も低く、熱も出にくい。
エコに貢献する品質を確立したのがウエスタンデジタルのHDDなんですね。
パソコンだけでなく、「HDD Blu-ray レコーダー」や「HDD録画対応テレビ」なんていうものも登場し、ますますHDDの活躍の場は増えているわけですが、HDDに対する正しい認識を持ってる人はそう多くなく、この機会にいろいろ知ってもらえるといいかもしれません。
まず、HDDは消耗品です。
使っていればどんどん寿命が減って、壊れやすくなります。
壊れるというのは、中に入ってるデータが取り出せなくなるのであって、写真や音楽、動画やソフトなどが消えてしまいます。
それを防ぐためにはデータを分散させて保存することが必要です。
グラフィックデザイナーのKaizuさんの話によると、
具体的には、外付けHDDに日付ごとに日々のデータを保存したり、定期的にバックアップをとる、などだそうです。パソコンに内蔵されているHDDに保存するほかに、そうやって外部にあるHDDにも保存することで、どちらかが壊れてももう片方にあるデータがあるので安心、というわけですね。
また、Macだと外付けHDDからOSを起動できるので、このような外付けHDDの活用法もあります(Windowsだとできない)。
どのパソコンにも付いているUSB端子ですが、実はUSBで外付けHDDを接続するのはあまりオススメではないことがわかりました。
接続が切れてしまうケースがあるからです。
その一方で、FireWire(IEEE1394)でつなげれば高速で安定的なやりとりが可能で、KaizuさんはFireWireでの接続を強く推していました。実際に、USB2.0で接続していた外付けHDDはすぐに接続が落ちていたが、FireWireにしたらぜんぜん落ちなくなったとのこと。
■HDDの守り方
HDDのデータ復旧サービス業者「くまなんピーシーネット」さんのお話です。
「WinDiskRescure」という復旧サービスをやってる会社ですが、ハードディスクは消耗品、とここでも消耗品であるとのフレーズが出てきました。基本的に修理不可能なものである、と。
HDDの破損によるデータ消滅を防ぐには、
ミラーリングによって物理的なトラブルを未然に防止する。データの分散が重要とのこと。
そのために、データの同期・バックアップ機能を備えたHDDを選ぶようにするのが良いらしいです。暗号化、パスワード、アクセス制限機能を備えたHDDを選び、セキュリティを高める方法もありです。
OSに対応しているものをしっかり選び、複数のOSが混在する場合はNASを使うと良いとのこと。
また、高速・大容量のHDDは、その分、消耗速度が速いという衝撃の事実も。。。
下手に2TBのHDDとかを使わない方がいいのかなぁ。
僕の経験としては、まぁ、最近のことなんですが、Windowsマシンを使ってる時にすべてデータは外付けHDDに入れておいたんですが、パソコンをMacにしてからその外付けHDDをつないだら、そのまま外付けHDDがMacでも使えました。
このことによって、Windowsでバックアップとして保存しておいた外付けHDD内のデータが、何の作業もなくMacで使えてしまうという作業効率の高さは特筆すべきことです。使ってて良かった外付けHDD!!
みなさんもこの機会に外付けHDDの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
外付けHDD 1TB Windows向け。
外付けHDD 1TB Mac向け。高性能な「FireWire 800」対応。