2011年5月15日の朝8時から8時30分にかけて、BSフジの「ガリレオX」という番組でAR(拡張現実)に関する特集が放送されました。
内容概要はこんな感じ(引用)
■現実の上にCGを合成?
初期には大掛かりな装置とコンピューターを必要としたAR。ソニーコンピュータサイエンス研究所の暦本純一さんは、まだカメラ付携帯電話など全く普及していなかった1990年代半ばに、のちにARの実用化を可能にする画期的な仕組みを開発した。現実世界にデジタル情報を重ね合わせるARの基礎となったその技術とは?■カメラに写しているものがわかる? 広がるARの可能性
カメラに写しているモノを自動で認識できる技術が注目を集めている。そこに位置ずれなくCGなどのデジタル情報を貼り付ければ、何にでもARを表示することが可能になるからだ。やがて身近なモノだけではなく、街全体のあらゆるものに、ARのデジタル情報を追加できるという。画像認識によるARの最先端とは?■すでに街はARで溢れている!?
高性能な携帯端末やスマートフォンの普及によって、ARにとって理想的な環境は整った。そこに内蔵されたGPSや電子コンパスなどセンサーが、位置情報によるARサービスの提供を可能にしたのだ。スマートフォンのカメラを目の前の風景にかざせば、インターネットの検索のように現実空間を検索できる「街」がすでに出現している。ARがもたらすデジタル情報が、現実空間の価値を変えようとしている。
AR機能を使ったiPhoneアプリも紹介されていました。
・iPhoneアプリ『AR映画』
映画のポスターにiPhoneのカメラを向けると映画の予告編動画が見られる。
・iPhoneアプリ『Layar Reality Browser』
100カ国、2034種類のARを使ったサービスを提供している。例えば、ベルリンの壁をARで表示できる。
・iPhoneアプリ『pin@clip』
渋谷限定のAR情報アプリ。街や店の情報やつぶやきが表示される。今と同じ位置の昔の風景を表示する機能も。
昨年の東京ゲームショウではARとiPhoneを使ったラジコン「AR.Drone」が展示されていて、とても驚きましたね。もうすでに発売されていて、持ってる人もちらいら見かけます。
また、タカラトミーからはARを利用したバーチャルな釣りができるオモチャも出ていて、取り上げたことがありました。
AR技術はこれからもいろいろと登場し、僕達を驚かせてくれるんでしょうね!
個人的には、AR自体が実用的なサービスになるというよりも、何かのサービスの付加価値としてAR技術が用いられていく機会が増えていくような気がしています。
また、いつもお世話になってる@akio0911さんは『拡張現実ライフ 』というブログを書いているので、楽しく読ませてもらっています!