メジャー(巻き尺)を内蔵し、iPhoneアプリとの連携で様々なモノの長さを測って記録できるというユニークなiPhoneケース「iConvex」。現在、クラウド・ファンディングのCEREVO DASH内で支援すると手に入れることができます。
今回、開発元のCerevoさんからできたてホヤホヤの“アルミ削り出し試作機”を外部の人間としては初めてお目にかかれる機会をいただき、ハイテンションのなか独占して試用させてもらいました!め~んずスタジオの読者の方々にいち早く感想をお届けしますね!
まずデザイン。
ものすごいアルミの質感で高級感が漂いますね!MacBook Airっぽいアルミ削り出しがいい感じ!
手に持った感じではズッシリしています。
メジャーが収納されている内部からは赤外線センサーのような赤い光が見えます。メジャーの裏側には黒い部分があり、メジャーを引き出す際に赤い光をいくつ遮るかによって長さを判定しているとのこと。
「iConvex」を装着しながらでもサイレントモードや音量調節が可能
Dockコネクタの部分はMicroUSBになり、他のAndroid端末で採用されているMicroUSBケーブルを使い回しできるようになっています!僕が持っているイー・モバイルのPocket WIFi LTE(GL01P)もMicroUSBなので、1つのケーブルでiPhoneとGL01Pが充電できるようになるからこれはありがたい。
また、マイクやスピーカーを塞がないように穴が開けられています。左には「iConvex」のロゴも。
「iConvex」を実際に使ってみた
「iConvex」ではモノの長さを測って数値だけを記録することも可能ですが、基本的にはモノの写真を撮ってから長さを測る使い方の方が多そうなので、ここでは後者の使い方を説明します。
※現在はまだプロトタイプのアプリなので、実際のリリース版とは異なる点があるかもしれないということを予めお断りしておきます。
「iConvex」で長さを計測し記録するには専用アプリを使用します。計測するには、起動後の画面から
(1)「Photo Library」・・・iPhoneのカメラロールの画像
(2)「Camera」・・・新たに写真を撮る
(3)「Saved Photos」・・・アプリに保存してある写真
の3つの中から写真を選択。
ここでは(2)の「Camera」で説明します。
まず、モノの写真を撮る。
巻き尺を引き出すと、0.05cm刻みで長さがiPhoneの画面上にリアルタイムで表示される。
このとき、画面をタップして長さを記録する。画面上のどこをタップしても記録できるので、小さなボタンを押して記録するような煩わしさはないです。
画面上に長さ(11.00cm)が表示される。
長さの始点と終点を表す線が表示され、線は角度や長さを自由に変えられるようになっています。
長さの表示も移動可能。
また、1方向だけでなく、横の長さと縦の長さの両方を測りたい場合には、画面を複数回タップすることで長さと線を追加することが可能。
長さ、高さ、奥行き、対角線、みたいな感じで複数の長さを記録できます。
実際に保存された写真がこちら。
測り間違えた場合には、数値部分をタップで削除も簡単。記録した写真と長さのデータはアプリ内のアルバムに格納されます。
ここからTwitterにツイートしたり、iPhoneのカメラロールにコピーすることもできます。
また、写真はいらないけど、データだけ記録したい場合もオッケー。
特に、インテリアを測りたい場合に便利だと思ったのですが、幅や奥行き、高さなどの長さを「イス」として1つのフォルダ感覚でまとめて記録できちゃう。
ダイエット中の人は、ウエストのサイズと腰回りの写真とか、また、ウエストのサイズと体重計の写真とかを記録すると便利かも!
また、家庭菜園で野菜を育てている家庭なんかでは、日々の苗の成長や果実の育つ様子を写真とともに記録に残しておくのにもいいですね。
応用編:「iConvex」の楽しみ方
これまでの説明は基本的な使い方を順に書き綴っていったにすぎません。単なるガジェッターの記事であれば、「iConvex」は測って写真を撮って記録できるiPhoneケースです、で終わってしまうことでしょう。
しかし、それで「iConvex」の良さが伝わるのか?
キワモノiPhoneケースである「iConvex」の魅力を語るには、それだけでいいのか?
面白いことやろうゼ!をコンセプトにしてる「め~んずスタジオ」は、そんなもんじゃない!
さあ、お見せしましょう!
め~んずスタジオ的「iConvex」の使い方はこうなる!!
ミニスカ、測っちゃいました!
スカートの丈を測ったり、膝上何センチなのかを測る際に「iConvex」は最強!
こんな素晴らしいデバイスがあるのか~!と世の男性陣は驚愕することでしょう!
見た目、これは一体膝上の何センチなのか?という疑問も一瞬で解決可能。
※なお、今回協力してくれたのは、エイプリルフールネタでも協力してくれたお友達の素人モデルさんです!
さて、ちょっとスカートを上げてもらいましょうか!
膝上15cm
さらに上げてみると、
これは膝上18cm
見た目でこの長さが膝上18cmです!
一般的には、女性のスカートの長さを測るには一歩踏み出す勇気が必要ですが、それも「iConvex」ではスマートに解決!
普通に巻き尺を取り出して、ちょっとスカート測らせてください!ではかなり変態的ですが、
アルミ素材のクールな「iConvex」を見せて、まさかiPhoneから巻き尺が出てくるとなれば、女の子もビックリしてそのまま「じゃあ、試しに」と測らせてくれる(望みがちょっと高まる)でしょう。
測ったあとにあなたが変態と呼ばれるか否かまではCerevoも僕も保証しません。
しかし、あの子のスカートは何センチだ、絶対領域は何センチだ、というのは測ってみないとわからない!
今、巻き尺の数値と写真を見たからこそ、これは膝上18cmだ、とあなたは知ることができたんです。
「iConvex」がブログやTwitterを面白くする
極論を言えば、巻き尺なんて使わない人はまったく使わないでしょう。
でも、今回試用してみてわかったことは、iPhoneでモノの長さを測って写真とともに記録すると、これまでにない情報の発信ができるということ。
讃岐うどんと並ぶ香川の名物「骨付鳥」を食べたとき、どうやってその大きさを読者に伝えようか、とても困った経験があります。モノの大きさを伝えるときによく隣にケータイやタバコの箱を並べて写真を撮ったりしますが、「iConvex」があればどんなモノも気軽に長さを測ることができ、写真を撮ってその大きさを伝えることができるでしょう。
そう考えると、「iConvex」は特にブロガーにとって実に便利で想像力を最大限に活かした使い方ができるアイテムとなりそうです。
そして、何よりも測ってて楽しい!
1円玉の直径が2cmちょうどであるというのは、測ってみないとわからないことでしょう。
そう聞いたあなたは、さっそく1円玉の直径を測りたくなるはずです。
その次には
「マジだ!1円玉って2cmだ!」
と写真付きでツイートするのではないでしょうか。
ブログやTwitter、FacebookといったWebサービスによって誰でも情報を発信できる今、「iConvex」はそれらをさらに面白くさせるアイテムだと思います。
今回試用してみて「iConvex」の魅力を十分に感じた僕(@asuka_xp)は、製品化を願って早速CEREVO DASHで支援することにしました。今から手元に届くのが楽しみです!!
みなさんも、面白いことやろうゼ!
■CEREVO DASH
■「iConvex」
■株式会社Cerevo(セレボ)
AppBankの@spring_maoちゃんも「iConvex」を紹介してますので、ぜひご覧くださ~い!
■巻き尺つきiPhoneケース「iConvex」試作機がキタ!まだまだ支援者募集中。 – App Bank
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