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帝国データバンクによると、2012年11月27日、老舗の橋梁(きょうりょう)工事業者である株式会社サクラダ(証券コード:5917)が東京地裁へ自己破産を申請し、同日付で破産手続きの開始の決定を受けたそうです。
上場企業が倒産するのは2012年だけで6社目となります。
本州と四国を結び、渦潮で有名な鳴門海峡を渡る「大鳴門橋」や「北備讃瀬戸大橋」、東京・葛飾区の「かつしかハープ橋」など多くの大型橋梁工事を手掛け、実績のある企業です。
長引く業績の低迷や、無理な企業買収、投資事業への進出といった経営の不安定さが目立っていました。
そして、資金繰りのメドが立たなくなり、ついに破産となったわけです。
負債は2012年10月31日時点で約26億9000万円。今後判明する事態によっては、これよりも増える可能性があります。
27日に明らかになったサクラダの破産ですが、28日の株価が気になります。
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