ブロガーイベント

動画やドキュメントファイルを相手に渡さず共有できるクラウドサービス「GigaCC View」

ページに含まれる広告から収益を得ることがあります

ファイルを共有しないコンテンツ管理サービス GigaCC View

ども~!@asuka_xpです。

個人的にはパソコンやスマートフォン、タブレットといった複数の機器でファイルを共有できる「Dropbox」のようなサービスはもはや無くてはならないものとなっています。
テキストファイルや画像、PDFファイルなんかも毎日のように共有サービスを使って、MacやiPhoneでも使えるようにしているわけです。

ただ、これって僕のような個人が使う場合だから良いのですが、例えば、企業が重要なファイルの共有や受け渡しを行う際に「ファイルそのものは相手に渡したくない!」という場合もあるでしょう。

そのようななか、日本ワムネットがビジネスコンテンツを相手に見せつつも不正な利用や流用を防ぐ企業向けクラウドサービス「GigaCC View(ギガシーシービュー)」を発表しました!

IMG_4743
 (日本ワムネット 代表取締役社長 福井信之氏)

「GigaCC View(ギガシーシービュー)」

IMG_4744

相手にはファイルを渡さずに、ファイルの中身を見せることができる「GigaCC View」。
単純にコンテンツを見せるだけでなく、非常に濃い~サービスになっています!

相手がそのファイルを閲覧したかどうかの行動履歴を記録できるほか、ファイルはストリーミングで提供するため、相手の端末に残りません。例えば、スマホなどで閲覧したとしてもそういったモバイル端末内への保存はできないそうです。

IMG_4758

活用事例を見てもらった方が理解しやすいと思うので、次をどうぞ。

活用事例

「GigaCC View」の活用事例としては、製造業代理店向けマニュアルや社内教育向けビデオを各自で閲覧する際に、誰が見て、誰がサボって見ていなかったのかがわかります。

「あとで見ておきますね!」と言って、資料を見るのを忘れてしまう僕のようなウッカリ野郎をチェックできるわけです(笑)

IMG_4750

企業というのは秘密にしておかなきゃいけない情報をたくさん抱えていますよね。しかしながら、それを取引先などにどうしても見せなくちゃいけない場合って必ずあります。

特にデジタルコンテンツは取引先の担当者にチェックしてもらう際に、他への漏洩を防がなきゃいけません。
よく映画のファイルなんかが流出していますが、企業としてはこんなことはあってはいけないんですよね。なので、こういった不正を防止できる「GigaCC View」が活躍しそうです。

IMG_4748

対応ファイルが多く、ブラウザで閲覧可能!

「GigaCC View」は対応するフォーマットの拡張性が高く、Word、Excel、PowerPoint、PDF、Flash、HTML、動画・音声(MP4/MP3/WMV/AVI)、画像(JPEG/GIF/BMP/TIFF)といったビジネスでよく使われるファイルにはビシっと対応しております!

IMG_4756

一番の注目は、専用アプリの配布が不要で、ブラウザで閲覧できる点
ですので、ファイルを見せたい相手に何の不便もなく見てもらえるわけですね~!

IMG_4781

どうやって使うのかのデモ

こちらがGigaCC Viewの画面です。

IMG_4767

ファイル保持者が「GigaCC View」にファイルを登録をし、配信内容を設定。見てもらいたい相手にメールで専用URLを送ります。それらは「GigaCC View」上ですべてできちゃいます。

そして、メールを受け取った相手がそのURLをクリックするとファイルの中身が見られるというわけ。

配信設定では閲覧可能な期限や印刷可能なページ範囲を設定したり、透かしは画像やテキストを入れられます。特にテキストの透かしは受け取る人のメールアドレスを埋め込める。
モバイルデバイスでの閲覧に関してはオフラインでの閲覧を許可することができ、その際には閲覧可能な日数を指定することで漏洩を防げます。
また、コンテンツの転送も許可可能。閲覧可能な端末数も指定できるようになっています。

IMG_4772
 (閲覧可能な有効期限を設定できる)

送る相手のメールアドレスを透かしとして入れることで、もしこのファイルが流出してしまっても犯人がわかる!

IMG_4776

IMG_4780
 (相手のメールアドレスが透かしで入っている)

動画も使用できます。

IMG_4784

同じ画面でメール送信が可能です。

IMG_4779

販売や価格について

日本語と英語に対応し、日本ワムネットが販売・ヘルプデスク・ユーザーサポート業務を実施。
実際には米コンテント・レーベン社が開発し、日本では日本ワムネットが提供するといった形。SCSKとアシストでも販売する方向で調整を進めているそうです。

IMG_4761

価格は初期費用5万円。5GBで月額8万1600円から(年間契約の場合)。大容量の高めのプランも用意。
販売開始時期は2013年11月20日となっています。

@asuka_xpの感想

「GigaCC View(ギガシーシービュー)」は企業向けでかつ有料ですが、DropboxやEvernoteのようなクラウドサービスで、よりコンテンツ保護性の高いサービスだと感じましたよ!

設定も閲覧するのも専用アプリは不要だし、これまでにあったDRM(デジタル著作権管理)のような不便さはまったくないのがいい!コピー&ペーストもできないようになっているそうです。

映画好きな僕としてはやっぱり映画作品の流出が一番悲しかったりするんで、「GigaCC View」のようなサービスが普及することは大歓迎ですし、企業側はしっかり対策を行ってほしいと思います。同時に、不正な流出を意図的に行っている輩は地獄に落ちろ~!

なお、この「GigaCC View」については日本ワムネットが「2013 Japan IT Week 秋」(幕張メッセ)において、10月24日の13時30分より「技術PRセミナー会場」で一般向けの発表も行うということですので、セキュリティ意識の高いコンテンツ事業者さんなんかは、ぜひとも足を運んで見てください!

この記事が気に入ったら
いいね ! してね!

Twitter で