ここ最近は日本で販売されるSIMフリースマホでもSIMカード2枚挿しが可能な機種が増えてきました。
なかでも、スマホに2枚のSIMカードが挿入できるだけでなく、2枚同時に待受ができる「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」に対応している機種は非常に便利です!
例えば、音声通話SIMを2枚用意してそれぞれ別の電話番号を仕事用とプライベート用で使い分けるなどといった利用がイメージできるほか、ドコモやワイモバイルなどで契約した通話し放題の音声通話SIMと割安なデータ通信を利用できる格安SIMを1枚ずつ用意して2枚挿しするという使い方もオススメです!
今回、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応したSIMフリースマホ「KIWAMI 2(極2)」をFREETELからモニターさせていただいたので、実際にDSDSを使って見た様子をお伝えしたいと思います。
通話し放題SIMとデータ通信専用の格安SIMを用意する
SIMカードが1枚あれば済む、というのが大半の見方かもしれません。しかし、通話をたくさんするしデータ通信もたくさんする人の場合、月々の料金面を考えると通話用とデータ通信用を2枚わけて使うとコストが下がる可能性があります。ここではシェア子回線など複雑な契約は無視しています。
例を挙げていきますね。
まず1枚め。ドコモショップ店頭やワイモバイルで話し放題が可能な通話SIMカードだけを契約します。ドコモの「カケホーダイプラン」(月額料金2700円)などのプランです。今使っている電話番号をそのまま継続したい場合はMNP(のりかえ)で。
次に2枚め。FREETELやLINEモバイルをはじめとする格安SIMのデータ通信専用SIMを契約。FREETELだと5GBが月額1,520円、LINEモバイルなら5GBで月額1,640円で利用できます。
上記の契約で月5GBのデータ通信が利用可能でかつ通話し放題という環境が税込でたった月額4,550円ほどで完成です。ケータイへも一般電話へも追加料金なしでカケホーダイ!
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DSDS対応のスマホに2枚のSIMカードを挿入する
日本で販売されている大半のスマホは1枚しかSIMカードを挿入できませんが、最近のSIMフリースマホは2枚挿せてかつデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応しています。
今回お借りした「KIWAMI 2(極2)」はDSDSに対応していて、とても便利!
スクショを撮り忘れてしまったのですが、[設定]の[SIMカード]から「SIMスロット1」か「SIMスロット2」を選ぶことで、どちらの通信・通話を有効にするか、片方のSIMは使わない、両方のデータ通信をONにするなどといった細かい設定ができます。
今回はドコモの通話し放題(カケホーダイ)を契約してあるSIMカードを「SIMスロット1」に、データ通信専用のFREETELのSIMカードを「SIMスロット2」に挿して使ってみました。
電話の発信と着信はドコモの電話番号で、Webサイトを見たりTwitterやFacebookをやるときにはFREETELが自動的に使われます!設定を済ませればあとは何も意識しないで使える!
「KIWAMI 2」の価格とスペックは?
さて、モニター機としてお借りしていたFREETELブランドのSIMフリースマホ「KIWAMI 2」はお値段が49,800円とちょっと高めです。
とはいえ、5.7インチの大きめでWQHD(1440×2560ドット)の高解像度ディスプレイ、4GBの大容量RAMと64GBのストレージを搭載。CPUはMT6797(Helio X20) 10Cores 64bitと、ハイスペックなスマホとなっています。
SIMスロットは2つともnanoサイズのSIMカードに対応し、DSDSが可能です。
FREETELのサイトにて購入できますので、よかったらチェックしてみてください。
今回の記事でご紹介したDSDSを活用すれば、音声通話を定額で使い、データ通信量は料金の安い格安SIMをたっぷり使う、といったことも簡単だということがわかっていただけたかと思います。ぜひ、お試ししてみてくださいね~!