Appleが2015年9月に発売した「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」。2018年1月となった今、すでに発売から2年以上が経過し、ドコモ・au・ソフトバンクで分割購入した際の24回払いがそろそろ終わっているころではないでしょうか。
当記事では「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」のSIMロックを解除して、au系の格安SIM「UQモバイル」のSIMカードを使う方法を解説していきたいと思います。
3社のスマホはSIMロックが解除できる
さて、3社から発売された「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」はともにSIMロックの解除が可能なスマホです。例えば、ソフトバンクで買ったiPhone 6sのSIMロックを解除すればドコモのSIMカードで使えるようになります。
iPhoneに限らず、購入から101日が経過していればAndroidスマホやモバイルルーターもSIMロックの解除は可能です。当ブログではドコモのDM-01HをSIMロック解除した際のレポートを書いています。
なぜ、SIMロックを解除した方がいいのかというと、国内の他のSIMカード買って使ったり、海外でも現地のプリペイドSIMカードを買って使えたりと、より自由度の高いスマホの利用法ができるからです。また、中古ショップにスマホを売却する際にもSIMロックを解除していた方が高値で売れたりします。
「iPhone 6s/6s Plus」のSIMロックを解除する手順
24回分割払いが終わった「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」はまずSIMロックを解除しましょう。
各社のSIMロック解除方法は以下の通りです。
最初に、必ずiPhoneのバックアップを取っておきます。SIMロックを解除の作業では最後にバックアップデータからの復元を行うことによって、SIMロック解除が完了するからです(ただ、他社のSIMカードをすでにお持ちの場合はSIMカードを入れ替えることによってSIMロック解除を完了させることもできます)。
- NTTドコモ
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- My docomoにログイン。
- 「ドコモオンライン手続き」>「各種手続き」内の「SIMロック解除」を選択
- IMEI番号を入力
- 「SIMロック解除を申し込む」にチェックを入れて、注意事項を確認し、「同意する」にチェック
- 「受付確認メールの送信先」に誤りがないか確認し、「次へ」
- 「手続きを完了する」を選択、完了
- Softbank
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- my softbankにログイン
- 「料金プラン/オプションの確認・変更」を選択
- 「SIMロック解除対象機種の手続き」を選択
- IMEI番号を入力
- 「解除手続きをする」を選択
- 「解除コード」をメモ(iPhoneは不要)し、「SIMロック解除方法をみる」を選択、完了
- au
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- auサポートページから「SIMロック解除お手続きについて」 > 「SIMロック解除可否の確認」を選択
- IMEI番号またはMEIDを入力
- ご利用になるau電話番号/IDを選択
- SIMロックを解除する機種を選択
- 内容を確認して「この内容で申し込む」を選択、完了
上記のとおりネットで申し込めば手数料が無料でできます。ただ、ネットで申し込むと自分でスマホ上での操作が必要になり、スマホに不慣れな人にとっては大変でしょうから、ショップでSIMロックを解除するといいです(手数料は有料)。
SIMロック解除後、他社SIM・格安SIMを使える
これまで24ヵ月間ずっと「分割が終わってないし~」と思いながらドコモ・au・ソフトバンクを使い続けてきた皆さんの中には、通信料金そのものに納得のいかない人も少なくないはず。
そこで料金の安い格安SIMを「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」で使うことをオススメしたいです。
僕は2013年からずっと格安SIMを使用中。月額1,000円~3,500円の間でスマホの通話や高速データ通信が利用できていて、以前よりも通信料金をグンと安く済ませられるようになりました。
通話通信エリアがドコモ・au・ソフトバンクとまったく同じなのに、安く使えるのが格安SIMの大きなメリットです。
SIMロックを解除すれば、もともとドコモで買ったiPhoneでもauで使えるようになります。つまり、au系の格安SIMも使えるってわけです!
ただし、格安SIMの場合は通信速度がやや遅いのがデメリット。特にランチタイムや通学・通勤時間など通信が集中する混雑時間帯には1Mbpsにも達しません。動画を見るのはきつい。。。毎日1~2時間ほどの一時的ではありますが、速度の遅いときにその遅さを我慢できるかどうかが格安SIMを判断する材料になります。
速度も料金もサポートも良い「UQ mobile」
速度を気にする方に、ぜひオススメしたいのが「UQモバイル」。
UQ moibileは珍しいau系の格安SIMで、速いときには100Mbpsを超え、混雑時間帯でも10Mbps以上は出ています。
料金は激安とまではいかないものの速度が速いのが魅力。そのせいか、格安SIMとは異なるセカンドキャリアと呼ばれたりもしています。
実際に僕が使っているUQ mobileで下り速度を計測したところ、安定して40Mbps前後で出ていますし、遅くても10Mbps程度。また、三重県の大台町で使っていたときには下り速度が100Mbpsを超えました。
通信速度が速いだけでなく、auショップのように街のなかにUQ mobileショップがあるため、サポートが受けやすいのも特徴です。
電話番号そのままでUQ mobileを契約する方法
UQモバイルへの乗り換えとSIMカードを契約する手順を解説していきますね。
今までと同じ電話番号をそのままUQ mobileで使いたいのであれば、乗り換え(MNP)しましょう。ドコモ・au・ソフトバンクなどのサポートセンターに電話し、「MNP転出」したいことを伝え、「MNP予約番号」を聞いてメモしてください。ショップでもMNP予約番号を効くことができますが、電話の方が早い場合が多いです。
続いて、UQモバイルのホームページから契約する際にSIMの種類を選びます。「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」に対応しているマルチSIM(nano)を選択すればOKです。
手元にUQ mobileのSIMカードが届いたら、あとはお手元の「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」にSIMカードを挿入し、使い始めることができます!
なお、UQモバイルの支払い方法はクレジットカード払いのほか、口座振替も可能。クレジットカードを持っていなくても契約できるめずらしい格安SIMです。
プランMの1年めは月額2,980円、2年めでも3,980円の安さ
1ヶ月目~2年間のUQモバイルの使用例でもっとも中間的なプランMの場合を解説すると、基本の高速データ通信容量は3GBですがこれが2年間は6GBまで使えて月額3,980円で利用でき、国内通話が何度でも5分間かけ放題。3年めからは3GBに戻りますが、24ヵ月は2倍の6GBまで使えるのはありがたいですね!
しかも最初の1年間は料金が毎月1,000円割引の月額2,980円となるのが嬉しい。UQモバイルは使い切れずにあまったデータ通信容量は翌月に繰り越し可能です!
ちなみにテザリングを使いたい人もいらっしゃると思います。「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」でUQ mobileの音声通話SIMを使う場合、しっかりテザリング可能ですのでご安心ください(データ専用SIMはテザリング不可)。
おトクなキャンペーンが豊富!春までに契約するチャンス
家族割ならさらに500円安くなったり、学生なら3ヵ月の基本料金が0円でデータ通信料が2倍になったりするキャンペーンもあり、おトクなUQ mobileは非常におトクな格安SIMといえます。
さらに、もしこれから契約する人は2,000円のAmazonギフト券が絶対にもらえるキャンペーンも。
UQモバイルのサイトで契約後、こちらの紹介IDを入力すると必ずAmazonギフト券が送られてきます。この機会を絶対にお見逃しなく!(契約期限2018年3月31日まで)
▶ 紹介ID:AeMwaRJBSV
ぜひお持ちの「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」のSIMロックを解除して格安SIMに乗り換え、オトクになるキャンペーンを活用してみて長く安く利用してみてはいかがでしょうか。