こんにちは！家族の事情で沖縄を訪れている@asuka_xpです。
ちょっと気晴らしに1時間ほど那覇市内を歩いていたんですが、途中に通りかかった与儀公園（よぎこうえん）に寄ってみました。
毎年2月にはこの与儀公園で「那覇桜祭り」が開催され、お花見のできる名所としても知られる場所です。
そこに、なんとSLが展示されているではありませんか！！
鉄道の走っていない沖縄に、なぜ蒸気機関車が！？
それには以下のような理由があったそうです。
昭和47年に沖縄が本土に復帰したことを記念して、北九州市の日本国有鉄道管理局の有志が那覇市の子供たち72人を北九州市に招待。
国鉄の職員が里親となって、8日間だけですが子供たちは蒸気機関車を間近に見ながら楽しい生活を送ったそうです。
子供たちは蒸気機関車の大きさやカッコ良さにすっかり心を奪われ、沖縄にも蒸気機関車が欲しいと言い出しました。
国鉄の職員たちはどうにかして沖縄に実物の蒸気機関車を贈りたいと考え、その後、寄付などもあって、膨大な輸送費用と高度な運搬技術が必要という条件をクリアし、蒸気機関車「D51 222」が那覇市に贈られたそうです。
2013年現在、自動車の利用がメインの沖縄では鉄道は走っていません。
モノレールの「ゆいレール」はありますが、線路の上をJRや私鉄の電車が走っている姿は見ることができません。
戦前には路面電車が走っていたようですが、沖縄でこのような鉄道を、しかも蒸気機関車の実物を見ることができるのは、きっと与儀公園だけでしょうね！
沖縄と蒸気機関車の関係を偶然に知ることができたのでご紹介してみました！もっと自分の知らない沖縄を知りたいぞ～！！
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