ここ最近はDIY好きな人がめちゃくちゃ増えていますよね!電動ドリルやドライバ、丸のこなどといった電動工具をホームセンターで使わせてもらったり、自分で買って自宅でガンガンに使用したり。プロが愛用している電動工具を自宅で使いたいという人も少なくないはず。
そんななか、2018年10月1日には大手電動工具メーカーである工機ホールディングスが新しく「HiKOKI(ハイコーキ)」ブランドをお披露目し、コードレスで使えるマルチボルト対応の電動工具を多数発表しました。
この日開催となったイベント「HiKOKI Green Day」では「HiKOKI」のブランドコンセントが披露されたほか、展示コーナーには同社の世界戦略製品「マルチボルト(MV)シリーズ」の新製品をはじめとする40種類もの製品が並び、参加者が実際に手にとって体験することできました。
どちらかということ建設業のプロ向けの新製品なのですが、注目を浴びているDIYファンの中にはそういったプロ向けの電動工具を使いたい人も多いのではないでしょうか。
今回、僕はこのイベントに足を運び、現地レポーターとして最新の電動工具を体験してきましたのでそのもようをレポートしたいと思います!
HiKOKIについて
まず、そもそもHiKOKIブランドの誕生にはどんな背景があるのか、前原修身社長の説明をご紹介しましょう。
工機ホールディングスの前身は日立工機という会社でした。同社は電動工具の量産にいち早く成功し、事業領域を世界へと拡大。競合他社が安定性や耐久性を重視して大型工具のラインナップを強化するなか、同社は小型軽量で安定性と耐久力のある製品を追求していきました。
そして、市場のニーズに対応した製品を作り続けるため経営戦略を大幅に見直し、日立グループから抜けた2018年6月には日立工機から工機ホールディングスへと社名を変更。
現在と未来のお客様が何を求めているのかを突き詰め、パワーツールにおいて極上のユーザー体験を提供し、お客様が上質でプロフェッショナルな仕事ができる製品を届けることを同社の使命としました。
その極上のユーザー体験を実現する製品ブランドこそが「HiKOKI」です。
利便性を追求したコードレスとパワー
常務執行役員の湯本寛文氏からは組織体制の再構築について説明がありました。第3者機関を使っての市場調査やユーザーとのコミュニケーションを進めてニーズを把握し、製品を開発。極上のユーザー体験を届けるために、さまざまな取組をしていきます。
そして、ユーザーの利便性を追求した電動工具のコードレス革命こそが同社の強みに。
執行役員の高野信宏氏は同社の「マルチボルト」が数々の賞を受賞し、世界から評価されていることを説明。同社のマルチボルトシリーズとは36Vリチウムイオン電池で駆動する、コードレスの機動力とパワフルさを兼ね備えた製品を差します。
マルチボルトシリーズによって、AC・DC電源とバッテリーのハイブリッドな動力環境を構築でき、いつでもどこでも電動工具が使えることが他社との大きな差別化になっている点を強調。
消費者が求めているのはパワー、耐久性、精度、携帯性です。同社が手がけるHiKOKIブランドの新製品はすべてパワー、耐久性、精度、携帯性を持った製品に仕上がっているとのこと。これらの製品を通じ、これまでの常識では考えられない極上のユーザー体験を提供します。
HiKOKIの電動工具を実際に体験してみた!
さて、工機ホールディングスによるHiKOKIブランドの説明が終わると、そのあとは会場外で実際に新製品を試せる体験会が行われました。
各製品をレポートしていきますよ!
「125/147 コードレス丸のこシリーズ」
ハイパワーで多彩なオプションに対応。クリーナー(RP3608DB)とBluetoothで無線連動に対応する丸のこです!
ホースの先にクリーナーがありBluetoothでつながっていて、丸のこのスイッチをONにするとクリーナーが連動して木くずを吸い込みます!周りを散らかさずに木を切れるわけですね。
木の板を好きなサイズに切りたいときに重宝します。親戚の材木屋さんがいつもこんなのを使ってたけど、HiKOKIの丸のこはコードレスだし、軽くてめちゃくちゃ使いやすい!犬小屋とか作りたくなるわぁ~。犬飼ってないけど。
「190mm コードレス卓上スライド丸のこ」
独自駆動方式で静音。好フィーリングを実現。AC電源使用時と同等のハイパワー。両傾斜、一尺切断に対応(国内初)。
奥にある紫の製品は旧機種で、実際に新旧の製品を使ってみました。
(奥が旧機種、手前が新機種)
音の大きさを比較してみましょう。旧機種は駆動音がけっこう大きめです。その一方で、新製品は圧倒的に静かでびっくり!作業中の音が細いせいか、ぜんぜん周囲に響きません。
ぜひ動画で聴き比べてみてください。
バッテリー駆動の電動工具“HiKOKI”ブランドから出る新製品「卓上スライド丸のこ」を旧機種と新機種で比較してみた。
作業音を聞いてほしいんだけど、明らかに新機種の方が静かになってる!周囲への騒音を心配せずにDIYできるね(*^… https://t.co/47CTNeOrwl
作業音が静かということは建設現場やガレージでの使用時に、周囲への迷惑をかけにくくなるので安心して使えるますね!騒音の心配が減ります(*^^*)
切れ味はバツグンで、木がスーッと軽く切れていい感じ。いいなぁ。こんなのが自宅のガレージにあったらDIYが楽しくなって最高でしょうね!もちろん、コードレスで駆動するので場所を選びません。
しかも、こんな感じに斜めに切るのも朝飯前。凄すぎます。。。
「コードレスハンマドリル」
いとも簡単にコンクリートの塊に穴を開けられるハンマドリル。
これはどんな特長があるのか担当者さんに伺ってみると、なんと、ただ単にスクリュー状の棒でぐりぐり穴を開けるんじゃなく、打撃を加えて効率よく穴を開けられるのがHiKOKIのハンマドリルなんだとか!
詳しい構造はナイショですが、試してみるととにかく楽に穴が開く!これがバッテリーで駆動しているんだから驚きです。すごいパワー!
(Photo by IkukoDays)
コンクリートに穴を開けることなんて個人ではなかなかないですけど、道路工事や建設現場の従業員さんにとっては労働時の体力的な負担が減りますし、仕事の効率化にもつながるなぁ~と感じました。
「コードレスセーバソー」
シンプルな形の電動のこぎり。歯は細いのに、こんなに太い角材をあっという間に切り落とすことができます!
旧機種は振動が大きくて、長い時間使ってると手が痛くなりますが、新製品はパワーが増してすぐに切れるから手への負担もわずか。
バッテリーで動くっていいですね。コードレスで機動性が高く、また必要なときには電源ケーブルと接続しても使用できますから、電動工具を選ぶならHiKOKIのマルチボルトシリーズを買っておけば間違いありません(^^)
「コードレス仕上げ釘打機 NT3640DA」
コンプレッサ不要で抜群の機動性があります。40mm打ち込み可能なハイパワー。軽快な打ち込みができ、斜め打ちにも最適です。
この電動工具はよく見かけますよね!バチンッバチンッと、住宅の壁に釘を打つアレ。銃みたいでカッコいいなぁ~と思っていたんですけど、まさか自分で体験できる日が来るとは(笑)
銃口をこめかみにあてて引き金を、いや、釘打機を木にあてて引き金を引いて打ちます。
おぉ、わりと簡単にできる!気持ちいい~。釘はそれこそマシンガンのマガジンのようにダ~っと入ってて、とにかくカッコいい。
そうそう、垂直だけでなく斜めにも釘を打てるのがポイント。僕もできました!
3,600回も開催の展示会、HiKOKIを体験せよ!
同社は体験を重視したキャンペーンを展開。このようにHiKOKIブランドの新製品を試せる展示会を10月1日から2019年3月末までに全国で3,600回も開催するそうです。DIYファンから建設のプロまで実際に触って試せる機会があるのは嬉しいですね!
僕は今回の体験を通じて、HiKOKIの新製品にはパワー、耐久性、精度、携帯性といった同社の自信をしっかり感じることができました。6ヵ月の間に全国で3,600回もタッチアンドトライの機会がありますから、建設業界のプロの方やDIYファンの方はぜひ試してみてほしいです!
お試しできる展示会のスケジュールはこちらをご確認ください。