株式会社ログバーは2017年12月4日、ウェアラブル翻訳機「ili(イリー)」の第2世代となる2018年モデルを発表しました!
iliはインターネット環境を一切必要としない音声翻訳機。第1世代(2017年モデル)のiliは1つの端末で1ヵ国の言語しか翻訳できませんでしたが、第2世代(2018年モデル)では1台で3ヵ国に対応!新たに韓国語にも対応。
これ1台あれば英語・中国語・韓国語の音声翻訳ができ、アジア圏をぐるりと旅しても会話につまづくことがなくなります。
さらに!第2世代となったiliは個人向けの一般販売をスタート!!価格は19,800円(税抜)。ついに来ましたよ~!!しかも、一般販売に先駆けて12月6日(水)には先行販売を実施。2018台の台数限定で、16,800円(税抜)で販売します!
Wi-Fiがなくても、ネットにつながらない場所でも、iliはボタンを1度押せば日本語を翻訳し、自分の代わりに外国語で音声を出してくれます。海外旅行や出張のときに威力を発揮する、画期的な翻訳マシンなんです。
第2世代のiliは起動時間が2.5秒→1秒に高速化。見た目も変化し、マットな質感になりました。さらに省エネ化に成功し、バッテリー駆動時間はこれまでの1日→3日に大幅アップ。短い旅行であれば途中で充電することなく使い続けられるので、嬉しい進化です!
第2世代「ili」、一足先に韓国で使ってみた
実は2017年11月、開発元の株式会社ログバーが体験モニター企画を実施。この企画に参加して開発機の「第2世代ili」を一足先にお借りし、飛行機と宿泊のみ手配していただきまして1泊2日韓国・ソウルで現地テストしてきました。
韓国語対応し、バッテリーが長持ちするようになった2018年版のiliが一体どんなシーンで活躍したか。今回はダイジェストでレポートしたいと思います!
鍋料理カムジャタン、いつが食べ頃?〆に麺を入れたい!
さ~て、初めての韓国!やっぱりまずはグルメでしょう!!
さっそく、韓国・ソウルで人気という鍋料理カムジャタンを食べに有名店の「イルミチッ」へレッツゴー!カムジャタンとはジャガイモと豚の背骨肉がそのまま入った、ピリ辛の鍋料理なんだって。創業50年のイルミチッはカムジャタン専門店として、観光でソウルを訪れた人が多く来店するお店です。
専門店なので何も言わずともカムジャタンが出てきたわけですが、コンロに火をつけてテーブルを去っていった店員のおばちゃん。これ、いつになったら食べ頃なの。。。
まったく日本語も英語も通じない店員のおばちゃんに、いつまで火で煮込めばいいのか聞きたい!そこで音声翻訳機iliの登場です。
「もう食べれますか?」
と、日本語でiliに吹き込めば、瞬時に翻訳された韓国語がiliのスピーカーから出てきます。これを店員のおばちゃんに聞いてもらうと、身振り手振りでもう食べてOKよと返答。おぉ!簡単に通じました\(^o^)/
かくして、僕と奥さんは無事に激ウマのカムジャタンありつけたわけです♪
しかし、周りのテーブルをのぞいていると、鍋の最後の〆にラーメンを入れてるじゃないですか!これは真似してやっておきたい(笑)でも、麺を追加オーダーするのってどうしたらいいんだろう?そこで再びiliの出番。
店員のおばちゃんに、「ラーメンをください」をiliで韓国語に翻訳。問題なくあっさり通じ、奥から袋に入ったラーメンを持ってきてくれました!ついでにスープも足してももらって、鍋に入れたラーメンがこちら。
どうですか、この殺人的な描写!溢れ出る食欲とヨダレ!インスタ映えです!
iliがあれば、鍋の食べ時を聞いたり、〆のラーメンの追加オーダーもお会計のお願いも、意図も簡単。
混雑しているスパ、平日でも混んでるのか?
そうそう、iliは旅行に特化した翻訳機なんですが世間話もできるといいな~と思い、スパではちょっと質問を。
韓国といえばスパ・エステです。今回は竜山(ヨンサン)駅のすぐ隣にある24時間営業の「ドラゴンヒルスパ」へ行きました。で、朝からけっこう混んでてビックリ。
せっかくだから世間話でもしようと、ここで入口にいる店員さんに質問。
iliを使って「平日も混んでるんですか?」と聞いてみると、少し悩んだ末に首を横に振って、そうでもない的なリアクション。また、「空いてる?」と聞くと、笑ってごまかされました(笑)まぁ、答えづらかったか~。
出るときに「ありがとうございました」と、iliで伝えてドラゴンヒルスパを後にしました。
簡単なコミュニケーションでもいいので、こうやって現地の方とお話できると旅の楽しみ方がぜんぜん違ってきますなぁ!
ネットの情報は本当?このビルに展望台があるのか係員に尋ねてみる
ビルの上に展望台があって夜景が見られるスポットがある、というネット上の情報を見て訪れたのが建物まるごと原宿みたいなビル。ほんと、このビルの上に展望台があるのか!?フロアガイドを見てもそれらしき設備はありません。
旅先で困ったときは、頼りになるili様にお願いしましょう。
ビルのインフォメーションで女性スタッフさんに「ここに展望台はありますか?」と尋ねると、どうやら知らないらしく、別の場所で聞いてほしいと、メモ帳に地図を描いてくれました。
地図を見ながらビルを出て裏手に回ると、ビルの管理スタッフらしき人がいました。
iliを使って、「ここに展望台はありますか?」と聞いてみると、やはり返事はNO。
情報が古かったのか、ガセだったのか、ここに展望台はありませんでした。。。う~ん残念。でも、情報の真偽を明らかにできたので、これはこれでスッキリしましたね!わからないことがあったら現地の人に聞く。それを簡単にできるのがiliなんだな~と実感しました。
ビルの下では韓国アイドルがステージで踊ってて写真撮り放題だったけど、そういう旅ではないので今回はパス(笑)
南大門市場の屋台でスイーツ「ホットク」の蜂蜜味を注文したい!
ソウル市街を観光はあいにくの雨だったのですが、場所を南大門市場へと移動。屋台がたくさんあって楽しいところです。
奥さんがその昔ソウルに来た際に食べたという甘いお菓子の「ホットク」を発見!屋台を見たらカタカナで書いてある(笑)さすが日本人観光客の多いソウルですよ!
でも、やっぱり屋台でも韓国語で会話できたらいいよね。
「ひとつください」
「温かいです」
「美味しい!」
「ごちそうさま」
これね、ほんとiliならではだと思うんだけど、iliを使って韓国語でしゃべると不思議とみんな笑ってくれて、笑顔でコミュニケーションできるんですよ!
そりゃこんな小さな機械から韓国語が聞こえてくるからビックリして笑っちゃうんだろうけど、そのおかげでこちらも嬉しくなれるところがイイ!!
もう少ししゃべってたらオマケしてくれたかな!?(笑)
ちなみに、ホットクとはもっちりした生地の中に蜂蜜のタレが入ってる、甘くて温かいお菓子のこと。値段はたったの1,000ウォン(約100円)!安くて美味しくて、これはぜひまた食べたい♪
持ってれば便利!「ili」は海外旅行の強い味方
初めて訪れた韓国・ソウル。iliを持って行ったので安心して旅ができました。韓国は英語のできる人が多い印象があったんだけど、飲食店や屋台ではそうでもなかったです。
第2世代となったiliはボタンを押しながら日本語で話すだけで韓国語に音声翻訳してくれるし、スマホの音声翻訳アプリと違ってネットにつながずに使えるので、旅行の際にはひとつ持っておくと非常に便利ですよ!
2017年12月6日(水)の先行販売で申し込むと12月8日もしくは9日には手元に届くよう発送されるので、この年末年始の旅行には十分に間に合います。一般販売はまだ先だし、先行販売は2018台の台数限定ですからこれは競争率高そうだ!!!
なお、2018年2月15日より公式サイトにて一般販売がスタート。
僕はこれまで何度もiliを使っていまして、過去のiliレポートはこちらにまとめてあります!どうぞご覧になってくださいね\(^o^)/ いや~、一般販売によってついに自分のiliが持てるわけです!これは楽しみだ~♪
※訪問日は2017年11月。開発元の株式会社ログバーが実施した、音声翻訳機「ili(イリー)」の体験モニター企画に参加し、韓国を訪れました。開発機の第2世代「ili」を一足先にお借りし、飛行機と宿泊のみ手配していただきまして1泊2日韓国・ソウルで現地テストしてきました