ついに僕のMacBook Airに表示されてしまった「バッテリーの交換修理」の警告マーク。あぁ~、2013年6月から使っているので、ちょうど4年が経過しようとしているこのタイミングですよ。
これ、お前のMacBook Airは充電を繰り返してバッテリーが弱くなってるから、もう交換するしかないよっていうAppleからのお告げ。つまりは新しいノートパソコンを買えと言ってるのと同じです。
バッテリーを交換するか新しいノートパソコンを買うかはまた後で考えるとして、MacBook Airに関わらず、MacBookやMacBook Proでもバッテリーがどんだけ弱まっているのかを確認する方法を解説しておこうと思います。
充電・放電を何回行ったか、もともとあったバッテリーの充電量が今はどんだけ減っているのかも確認できます。これを知っているとMacのバッテリーを健康チェックできますので知っていて損はないですよ!
Macの「充電量情報」を確認する手順
僕のMacBook Airは2013年6月に発売となった「MacBook Air 11インチ Mid 2013」です。新品の場合、搭載しているバッテリー容量(完全充電時の容量)は5,100mAh(38.75Wh)のはず。
さて、4年経過したMacBook Airのバッテリーがどうなっているのでしょうか。システムレポートから「充電量情報」をチェックします。確認の方法はこちら。
Macの左上にあるリンゴマークのメニュー > このMacについて > 概要の「システムレポート」 > ハードウェアの「電源」 > 「充電量情報」
電源・バッテリー関連の情報がズラ~と出てきますね。
!!
上の手順でシステムレポートをチェックしたところ、4年経ったバッテリーの完全充電時の容量は3,613mAhしかありません。。。
約70%です。つまり、この4年間使いまくって充電を繰り返した結果、30%ほどバッテリーが劣化したことになります。
以前はバッテリーで5時間使えたMacBook Airが今ではたったの3時間半しか使えなくなった原因はやっぱりバッテリーの劣化でした。
これは最近の実体験でも感じていることで、特に写真の補正作業やYouTubeの閲覧といった負荷の重い作業はせず、ブラウザでサイトを見ながらテキストエディットでひたすら記事を書くようなライトな作業ですらバッテリーが3時間持たないこともありました。
【おまけ】WhやmAhの計算方法
なお、完全充電時の容量「mAh」に電圧「mV」を掛け算することによってバッテリー容量「Wh」を計算で出すことができます。計算式は以下とおり。なお、mVは電圧数で、単位にVのときはmVで計算。1V=1,000mVです。
(mAh÷1000)×(mV÷1000)=バッテリ容量(Wh)
MacBook Air 11インチは5,100mAh、7.6Vなので、
(5100÷1000)×(7600÷1000)= 38.75Wh
という計算が成り立ちます。
逆に、完全充電時の容量「mAh」を計算したいときには、
Wh÷mV×1000=mAh
で計算すれば出せます。AppleのサイトにはmAhが載ってないので、これで計算すればOKです。