2018年4月20日から公開が始まったスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』。さっそく初日の午前に観てきたのですが、本作には本当に感心するほどたくさんのゲームキャラクターや映画のオマージュが登場して、まったくCMのとおり「こんな映画みたことない!!」と終始サプライズの連続でしたよ!!
そんななか、レディ・プレイヤー1の終盤に登場するのが「ATARI2600(アタリ2600)」とそのゲームソフト「ADVENTURE(アドベンチャー)」。ネタバレにならないようこれ以上の言及は避けますが、このATARI2600って何?ADVENTUREってどんなゲームなの?という人のために調べてみました!
ATARI2600とは1977年に米国アタリ社が開発した家庭用ゲーム機で、ファミコンのようにカートリッジ式のソフトを交換することでさまざまなゲームが遊べる画期的なゲーム機でした。レディ・プレイヤー1と同じくスピルバーグ監督作『E.T.』のゲームもATARI用ゲーム「E.T.」としてリリースされたのですが、おそらく世界初の“クソゲー”はこれでしょう(笑)
「Adventure」The Atari 2600 Game Journal (Journals) | ||||
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そして、レディ・プレイヤー1の重要な鍵を握る「ADVENTURE」は1980年に発売されたゲーム。迷宮化した架空世界を舞台に、ドラゴンや剣、アイテムなどが登場する、その名のとおりアドベンチャーゲームで評価の高い名作です。
そして、僕のようなファミコン世代にはゲームには“裏技(もちろんバグも含め)”とか“オマケ”が入っているの当たり前なんですが、「ADVENTURE」こそがそんな“隠し要素(イースターエッグ)”を取り入れた世界初のビデオゲームなんです!
もうね、これを見て、本当に今から38年前の1980年にこんなゲームがあったのか~!と驚いちゃう。もちろん僕はプレイしてことはないけど、今まで生きてきてアタリの名前はたびたび耳にしてきたし、きっと「ADVENTURE」はその後の多くのゲームに影響を与えた作品だと思う。
さてさて。バック・トゥー・ザ・フューチャーのデロリアン、ハローキティやガンダム、スト2のリュウや春麗なんかも登場することで話題になっている『レディ・プレイヤー1』。
観るならオススメは吹替版。
その理由は、超スピードでたくさんのキャラクターが登場し、スクリーンのあちこちを見てるのが楽しいから!セリフをいちいち字幕で読んでたらストーリーや会話を理解するのは無理だったろうな~というのが正直な感想。もちろん、英語がわかる人ならそちらで(笑)
スピルバーグのメッセージがめちゃくちゃ込められていて上映時間の140分が短く感じるゾ!
VRゴーグルかけて4DX・MX4Dで観るのが一番いいんだろうねw
FPS的な視点のシーンがちょこちょこあって、オアシス内にいるのを実感できる一方で、最後にはスピルバーグなりの警鐘を鳴らすメッセージが込められてるのすごくいい。
#レディプレ #レディプレイヤー1
はたしてATARI2600の「ADVENTURE」が映画『レディ・プレイヤー1』でどういう意味をもたらしているのか。これはぜひ劇場で確認してほしい!
オススメはVRの世界に入り込める吹替版の4DX・3Dです!!