茨城県北芸術祭2016に行ったレポートの続きです。関連記事としてはこれで7記事目となります。
さて、芸術祭のダイジェストバスツアー(海コース)で訪れる6番目の場所。それが北茨城市の「茨城県天心記念五浦美術館」です!「五浦」(いづら)と読みます。
ここには最も期待されている作品のひとつ、見どころでもあるチームラボの「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」をはじめ、たくさんの面白い作品が展示されていますよ!
C-01 チームラボ
「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」
茶碗に入った抹茶に反応して花が変化する美しい作品です。抹茶の入った茶碗を動かすと花が散ります。逆に、茶碗の移動した先には新たな花が咲きます。この作品は参加型で、1日に40人限定。お昼すぎには整理券がなくなってしまったそうです。
とてもキレイで、幻想的です!
抹茶は実際にお茶の先生が入れたもので、その場でいただくことができますよ!
「Nirvana」
鳥獣花木図屏風や樹花鳥獣図屏風をモチーフにした作品で、動物や植物が空間を動き回ります。色がとても鮮やかで美しく、これをうっとしりながら見続けている人が多いです!
「境界のない群蝶」
一見するとディスプレイのな中でたくさんの蝶が飛んでいるだけの作品かと思いきや、ディスプレイを飛び出し、どんどん飛んでいきます!リアルタイムに蝶を描いて飛ばしているので、二度と同じ様子を見ることができないのがこの作品の特徴。さらに、蝶にタッチすると蝶が地面に落ちていきます。
「生命は生命の力で生きている」
筆の跡がどんどん絵に変わっていく、空間に描く書。
「まほろば」
昔話の絵巻物のようなタッチで、時代が変わっていく様子を描いています。すごく不思議な作品で、いつまでも見ていたくなります。
「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」
三面の壁に大きく映し出された作品。作品中の文字に人の影が触れると、文字の持つ世界が広がります。その場にいた子どもたちは面白がってはしゃぎ、見る側も作品も共にすごく生命力を感じました!
「空書 円相、無限相」
VR作品。最新技術のVRを利用した作品で、一度体験してみたいという人で行列ができていました。
C-02 ミトゥ・セン
「ケノプシア(人のいない空間)」
インドの作家であるミトゥ・センは、学校に行きたくても学校が少ないインドと、人口減少により廃校になる学校が多い日本の現状をみて、ここ茨城県天心記念五浦美術館と北茨城市の旧富士ケ丘小学校の2ヵ所で作品を展示しています。
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なお、茨城県経営者協会が「茨城県北芸術祭」のパスポートをプレゼントするキャンペーンも実施していますので、こちらもチェックしてみてくださいね♪
【茨城県天心記念五浦美術館】
■住所:茨城県北茨城市大津町2083
■公式サイト:https://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/