三菱自動車の電気自動車「i-MiEV（アイミーブ）」、いよいよ車両価格が決定しましたね！！
価格は459万9000円（税込）。
僕が予想していたよりも高い結果となりましたが、
政府の電気自動車に対する購入補助金（139万円）を考慮すると実質320万円で購入できます。
しかも、神奈川県など一部の自治体が独自に実施している補助金も利用すればもっとお得に買えるようです。
現在、電気自動車は海外製のものが日本でも販売されていますが、２人乗りと小型であることや、車体が小さいため荷物がほとんど積めないような電気自動車でした。
今回、三菱自動車が量産・販売する「i-MiEV」は大人４人が乗れる実用的な電気自動車としては世界初となります。
電気自動車の特徴はその燃費でしょう。
普通乗用車はガソリンや軽油で走りますが、ガソリン価格は2009年６月５日現在、１リッターあたりおよそ120円です。
それに比べて「i-MiEV」は家庭用電源でも充電できる電気で動きます。
１度の充電で160kmもの走行が可能で、電気代は夜間電力を利用して充電すれば１kmあたり１円しか電気代がかかりません！！
つまり、夜間電力であれば160円で満タンにできるということです。
まぁ、通常の小型のガソリン車は満タンの状態で400kmくらいは走るでしょうから、感覚としては400円で満タンにできると思ってください。
このコストはすごい差ですよね。
ガソリン車なら満タンにすると5000円くらいかかってしまいますが、同じ走行距離ベースで「i-MiEV」は400円で済むんですから！！
また、新型が販売好調なトヨタ自動車のハイブリッドカー「プリウス」と比較してみました。
新型プリウスの国土交通省審査値の10・15モード走行燃費は38km/リットルなので、ガソリン１リットルで38km走ります。
ガソリンは現在１リットル＝120円。
つまり、120円で38km走れるということです。
「i-MiEV」は１kmあたりの電気代は夜間電力で１円なので、38km走るとしたら燃費はたったの38円！！
ハイブリッドカーの王者プリウスと比べ、電気自動車「i-MiEV」は３分の１の燃費で済むんです。
さらに、序盤で触れたように電気自動車に対する購入補助金が139万円出るほか、神奈川県など一部の自治体が設けている補助金制度を利用すると、
最安の場合、実質200万円台で購入できる地域もあります。
神奈川県では「i-MiEV」のほか、富士重工業の「プラグイン ステラ」も補助金の対象としています。
まずは法人向けにこの７月下旬から販売される「i-MiEV」ですが、個人向けには来年2010年４月から販売予定となっています。
う～、とても欲しいです！！
