今、映画の観客動員数ランキング(9月5日まで)で1位になっている映画「BECK」を観てきました!
原作はマンガということで、マンガを全然読まない僕は「BECK」がどんな内容なのか、他の映画でやっていた予告で知った程度。バンドの話ということくらいでした。
AMNさんのキャンペーンでたまたま映画「BECK」の無料鑑賞券付きのレビュー執筆者を募集していたので、応募したところ当選し、それで観てきたというわけです。
つまり、映画「BECK」はまったく予備知識ゼロで観てきました。
結果から言うと、原作のマンガを一切読んだことなくても、十分過ぎるくらい面白かった!!
ネタバレしない程度に感想を言いますが、
貧弱でイジメられっ子の主人公コユキ(佐藤健)がギターを始め、次々と出会う仲間達といろいろな困難を乗り越えてバンド活動を進めていく様子が描かれており、そのなかで男同士のぶつかり合いや高校生活特有の甘酸っぱいシーンもあります。
米国帰りでもう1人の主人公である南竜介(水嶋ヒロ)が、大物ギターリストの親友と交わした約束を守るためバンドを大きくしたいという目標と、それになかなか進んでいけない葛藤もとてもよく描かれていました。
僕の好きなシーンはやっぱり、劇中の多くの割合を占めるバンドの演奏のシーン。
主人公が歌うシーンもいいのですが、ラッパーの千葉(桐谷健太)が激しく歌うところが好きでしたね~。ドラマ「ルーキーズ」にも出演していたヒゲが特徴的な桐谷健太が本当に自分の肉声で歌っていて、これがすっごくうまい!!映画を見ていて本物のライヴ会場にいるようなハイテンションになりました!!どうやら彼は昔、ラップをやっていたようです!
大きな屋外の舞台も登場するのですが、これはあの「フジロック」の会場です!
フジロックの開催後、ステージを2日間まるまる貸し切って撮影が行われたとのこと。だから映像のスケールがすごい!!よくも映画のためにあんなセット建てたなぁ~と思ったら、そういうことだったですね~。
それと、南竜介の妹の南真帆(忽那汐里・くつなしおり)がとてもキュート!!
以前、ポッキーのCMで軽快なダンスを踊っていたあの子です。観ればわかりますが、ツンデレな役で登場します!
まぁ、悪モノ、っていうかライバルバンドや、マフィアみたいな組織も登場して、その中の中村獅童が微妙でしたw
2時間超の大ボリュームの映画「BECK」ですが、飽きるシーンは1つも無くとても見ごたえがあったし、原作がマンガだからけっこう映画だとヌルいっていうよくあるパターンとは異なり、素晴らしい作品だと思いましたよ!青春とバンドを映画を観ながら味わえる『BECK』、ぜひ観てみてくださいね~!!
■『BECK』公式サイト
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