6月7日深夜(日本時間)、世界最大のゲームイベント「E3 2011」で、任天堂が「Wii」の次世代機「Wii U」を発表しました。
「Wii U」の特徴
6.2インチのタッチパネル液晶画面が付いている斬新なコントローラーで、左右にゲーム機でおなじみの十字ボタンなどがあり、まるでボタンがたくさん付いている「iPad 2」みたいな感じ。
特徴は、据え置き型ゲーム機なのに、テレビがなくてもプレイできるということ。テレビで遊んでいるゲームを途中で「Wii U」のコントローラー内の画面に切り替え、その続きをプレイするというデモ映像が流れていました。
Wiiのゲームとの互換性もあります。
つまり、今まで持ってるWiiのゲームソフトを「Wii U」でも遊べるということ。これまでの周辺機器もそのまま使えます。
※携帯できる旨の表記をしていましたが誤認でした。申し訳ございません
「Wii U」のコントローラーにはカメラやマイク機能もあり、ビデオチャットも可能です。
嬉しいことに、1080p、1080i、720p、480p、480iに対応。 HDMI、コンポーネント、D端子、S端子、コンポジットの各ケーブルにも対応しました。
なお、「Wii U」にはWiiとは異なる新設計の光ディスクが採用されています。
フラッシュメモリが内蔵されていて、SDカードのほか、4つあるUSB端子から外付けHDDが使用可能。
「Wii U」専用ゲームとしては、
「スマッシュブラザーズ」や「スーパーマリオブラザーズ Mii」、「NINJA GAIDEN 3」などが登場する予定です。
「Wii U」の発売で恩恵を受ける企業は?
さて、この任天堂の「Wii U」の発表に先駆けて、野村証券では「次世代ゲーム機の離陸で恩恵を受ける銘柄群」と題してレポートを発行しています。まとめると以下の通り。(カッコ内の数字は証券コード)
・ミツミ電機(6767)
これまでも任天堂のゲーム機の組み立て、コントローラー、電源機器などを手がけていることから、(Wii U でも)恩恵を受ける可能性がある。
・ホシデン(6804)
組み立てに関して同社も任天堂の機器を扱っており、「Wii U」でも期待。
・田淵電機(6624)
電源機器で恩恵を受ける可能性。
・日本写真印刷(7915)
タッチパネルで高いシェアを誇る。
・メガチップス(6875)
これまで任天堂の機器で半導体の設計を手掛ける。
発売は2012年とのことですが、非常に楽しみです。
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