2011年6月16日の午前3時22分ごろ、主に関東よりも西側で、月が地球の影に隠れる「皆既月食」が観測されました。写真や動画を撮った方も多かったのではないでしょうか。(ちなみに、皆既日食と勘違いされてる方も多いですが、今回のは皆既月食です)
僕はすっかり忘れていて爆睡してしまったのですが、皆既月食20110615@沖縄県那覇市・沖縄タイムス社さんがUstreamで生中継していた番組の録画データがありましたので、僕のように見られなかった方はぜひ見ておきましょう!
Video streaming by Ustream
【00:03:30】 月にズームして、月の左上がやや薄く暗くなり、月が欠けていく様子がわかります。
【00:47:00】 ほぼ半分が欠けていますね。
【01:10:00】 月が完全に消える瞬間が見られます!
【01:36:00】 消えた月がぼんやりと赤っぽくなって再び現れます!神秘的!
皆既月食では、太陽光が地球の大気によって屈折し、散乱しにくい波長の光だけが月面を照らすため、月が赤く見えるそうです。
今回、完全な皆既月食が見られたのは西日本の方で、東北などでは皆既月食にならずに部分月食だったようですよ。
また、皆既月食とは普通の月食と何が違うのか、調べてみました。
すべての部分が本影(地球によって太陽が完全に隠された部分)に入る場合を皆既月食 (total eclipse)、一部分だけが本影に入る場合を部分月食 (partial eclipse) という。(Wikipedia)
とのことです。
なお、今回(6月16日)の次に日本で皆既月食が起きるのは2011年12月10日の深夜です。
■皆既月食:南西諸島などで観測 日本では昨年12月以来 – 毎日.jp