感想

東野圭吾が映画化を前提に書いた「プラチナデータ」を観てきた!主演の二宮和也と豊川悦司がイイ!

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2013年3月16日から公開の映画「プラチナデータ」を観てきました!
NHK大河ドラマ「龍馬伝」、映画「るろうに剣心」「ハゲタカ」の大友啓史が同作でも監督を務め、原作は東野圭吾。嵐の二宮和也が主演で、さらにもう1人の主役と言っていいであろう豊川悦司が大活躍する作品です。

今回はそんな「プラチナデータ」の感想をお届けしたいと思います。(特に予告編以外のネタバレはありません)

どんな感じかというと、DNAデータだけで犯人が特定できる時代に、警察庁の機関に所属する神楽龍平(二宮和也)がなぜか偽の犯人にされてしまいます。
最初から「逃亡者」的な感じで、まぁ、最後まで観るとハッピーエンドになるストーリーなわけですが、このタイトルにもなっている「プラチナデータ」の謎が解けたところが一番の見どころ。

DNA解析でも犯人が特定できないというのはなぜか?というのは実に現代社会でもありそうな話になっているので、ここにグッと引き込まれましたね。

2013-03-22_1910

神楽を追う浅間刑事(豊川悦司)のクールで機転の効く性格もいい味を出しています。
なんとなくそんな雰囲気は感じていたけど、終盤にはそういう行動に出るのね~と言った具合。(すみません、あまり言うとネタバレになりそうなので。。。)

で、やっぱり、僕は監督の大友啓史が描く世界観が良いんですよね~!
「ハゲタカ」で漂っていたダークで、背景にある人間の欲みたいな物があるんだけど、そこにちゃんと正義も生きてるみたいな。そんな空気がこの「プラチナデータ」にも現れています。

ストーリーとはそんなに関係ないけど、東京ゲートブリッジ地下神殿(首都圏外郭放水路?)が撮影舞台となっていましたね。

実はこの「プラチナデータ」は映画化を前提に東野圭吾が小説を書き始めたものの、あまりにも映像へのイメージが作業の邪魔をし、途中で断念した作品なのです。そして、最終的には映像化することを頭から消して書いた小説。

その小説が映画化してしまったのですから、みなさんにはぜひぜひ映画を観てもらいたいと思います!!
個人的にものすごく面白い作品でした!!

 → 映画「プラチナデータ」公式サイト

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