感想

僕が大使を務めていた動画配信サービス「ワーナー・オンデマンド」の閉鎖に思うこと

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ワーナー・エンターテイメント・ジャパンが提供している映画や海外ドラマに強いのが特徴の動画配信サービス「ワーナー・オンデマンド」が2014年3月31日で終了となります。
映画・海外ドラマ・アニメ・試写会映像などをパソコンやスマホで視聴でき、レンタルショップと違ってビデオやDVDを返却する必要がない便利なサービスとして脚光を浴びていたサービスです。

実は、僕はこの「ワーナー・オンデマンド」のPR大使に任命され、2011年1月から3月までの3ヶ月間ほどワーナーさんと一緒にブログのお仕事をさせていただいていました。思えば、ブログで食べて行こうとなんてまだ考えてなかったときで、サラリーマンの仕事と同時にやっていたんです(笑)

 → 「ワーナー・オンデマンド」のPR大使に選ばれました!

“いつでも手軽に映像コンテンツが楽しめるワーナー・オンデマンドはエンタテインメントの新しいカタチだ”と僕は表現したことがあるんですが、これ、ちょうど定額制の動画サービス「Hulu」が日本でサービスを開始する(2011年8月31日)前の時期だったんです。

その後、Huluが勢力を伸ばし、僕がPR大使の役を終えたあとのワーナーさんは非常にやり辛かったと思います。

ワーナー・オンデマンドはいくら新作映画やドラマが早く観られるからといっても、1話あたり◯◯ポイントみたいなバラ売り(期限付きレンタルもしくは売り切り)ってHuluと比べるとどうしても割高感がありますし、一般ユーザーにとっては24話まであるドラマやアニメをそれぞれお金を払って見る(実際にはポイントを購入する)のはなかなか気持ち的なハードルが高かったのでしょう。

僕がワーナー側に提案していた定額制と単品売り(PPV)のハイブリッド型はUSENの「U-NEXT(ユーネクスト)」が採用し、U-NEXTではアニメ「進撃の巨人」を見放題に、ドラマ「半沢直樹」を1話ごとの課金に、といった具合にしています。ワーナー・オンデマンドもそうしていたら、また違っていたのかもしれません。

しかしながら、やはり重要なのはコンテンツ。ワーナー・オンデマンドではワーナーの作品だけを配信していたわけではありませんが、いろいろと業界内の厄介なことがるようで他社と比べたらコンテンツは見劣りしていました。映画作品はワーナーだけど、ワーナー・オンデマンドでは配信できない作品とかありました。

短期間でも自分が関わってきたサービスが終わってしまうことは残念で悲しいです。ですが、これも1つの時代の流れなんでしょうね。こうやっていろいろ淘汰され、便利で素晴らしいサービスが次々と生まれていく。きっと、ワーナーはまた何か面白いことをやってくれるでしょう!映画好きな僕としてはワーナーの今後の動向に期待したいと思います!

なお、ワーナー・オンデマンドのサービス閉鎖に伴い、購入した動画やポイントの失効についてはこちらの注意事項でご確認ください。

 → ワーナー・オンデマンド サービス終了のお知らせ

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