ゲーム

フリーか?就職か?「ゲーム開発者」、男子中学生が将来なりたい職業2位

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2017年10月3日に放送されたテレビ東京のWBSで、“男子中学生の将来なりたい職業の2位に今、「ゲームクリエイター」が躍り出ています”と報道していました。

そういえば、僕も子供の頃はスクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社してゲームを作るんだ!なんて思っていた時期がありました(^_^;) 高校に入ってからすぐに気が変わりましたけど。。。

番組では個人でゲームを開発し、成功したゲームクリエイターさんを紹介していました。コストをかけずとも多くの人に支持されるゲームを生み出したそうです。

しかし、そのゲームクリエイターさんは1度大手のゲーム会社に勤務し、そこを辞めてから一人でインディーズゲームの世界に踏み込んだと言います。

おそらくゼロからゲームを開発するのは非常に大変でしょう。ゲーム開発に限らず、なんでも独学ってのは大変なんですって。

やはり、僕も一度は社会人経験を積んでから独立した人間なので、学生がいきなりフリーでゲーム開発者を目指すのはとても苦労がいることかなと思います。

あ~、何が言いたいかというと、このブログを読んでいる学生は極めて少ないとは思いますが、ゲームクリエイターを目指すならいきなりフリーランスになるのではなく、短期間でもいいのでゲーム会社に就職してみて、そこで社会人としてのマナーとか、お客さんとの付き合い方とか、同世代・先輩のゲームクリエイターはどんな勉強をしているのかとか、いろいろと身近なところで見てみると良いと思うんです。

会社勤めをするなんて時間の無駄だ!なんていう戯言を言う人もいるけど、“何事も経験が大事”と言うようにたとえどんなにブラックな会社に勤めたってそれは絶対に良い経験になりますよ。バリバリのビジネスマンだってなろうと思ってもなかなかなれるもんじゃないし。

僕は学生時代に総務省で事務のバイトをやったり、ダイエーで食品レジもやったり、PCショップでパソコン販売とか、家電量販店で携帯電話の販売もやりました。どんなに短くてもどれも1年は継続して働き、人との接し方とか接客とか、契約・お金のやり取りなど多くのことを学んだのね。

最終的に小さな出版社に就職して7年くらい勤務し、そこでは先輩社員さんからニュースの書き方とか誌面の作成方法とかたくさん教えてもらいました。文章の書き方は相変わらずヘタ過ぎて、言葉のボキャブラリーのなさにいつも頭を抱えるけど、それはそれで諦めてる(笑)

どうしてWBSのニュースを見てこんなことを書こうかと思ったのかというと、もし今の少年少女たちに何かメッセージを送れる場があるとしたら、僕にはブログしかないと思ったから。我が家には子どもがいないので、直接子どもを教育する機会はおそらく一生ないんだけど、ゲーム好きな子どもがゲーム開発を仕事にするのって、ブログを書くのが好きな僕がブロガーとして生活しているのに似ているなと。その僕が“これを経験してきて良かった”と思ったのがやっぱりこれまでの社会人経験だったんです。

今は今なりの生き方とか仕事の仕方があって、半ノマドみたいな生活をしている僕でさえきっと理解できないことはあるんだろうなぁ~と思います。独立して一人でゲーム開発者になるにはそれ相当の覚悟が必要だよね。でも、ちょっとくらい石橋を叩いて渡ってもいいんじゃないかな。

最後に、せっかくだから調べてみたんですが、僕の学生時代にもゲーム開発者を育てるための専門学校はたくさんあったんだけど、今ではゲームメーカーがセミナーを開催して現場の様子を教えてくれるんですね!マジかよ。。。スクエニじゃねぇ~か!

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と、残念ながらこのスクエニのセミナーはヒューマン・アカデミーっていう専門学校で開催され、セミナーそのものは終わってしまったんだけど、もうちょっと調べてみたらマイナビクリエイターという求人会社の方では2017年10月26日に開催予定の「ゲーム業界の歩き方」というセミナーがあった!

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ちなみに、僕は学生時代にCGスクールの体験会に参加したり、イベントに行ってみたりしてたのを思い出した(笑)学生のうちから(もちろん社会人でも)こういう所に踏み込んでみるのって凄く良いと思います。“何事も経験が大事”なのよ。

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