トヨタが2009年5月18日に発売を開始したハイブリッド車の新型「プリウス」ですが、燃費がすごいですよね!10-15モード燃費は、38km/Lです!!
それでいて車両本体価格は205万円からと、価格も安い。
しかも、2.4Lガソリン車並みの加速性能を実現しているというから驚きです!!
そんな3代目新型プリウスですが、実はソーラーパネルがついていることをご存知ですか?
プリウスはムーンルーフに太陽電池を内蔵しており、屋外に駐車している時に太陽光発電を利用して換気ファンを作動させ、車内の温度を下げるという機能があるんです。
これは「ソーラーベンチレーションシステム」という機能で、オプション装備となっています。
この「ソーラーベンチレーションシステム」の太陽電池モジュールは京セラ製。
太陽電池モジュールの仕様は、出力が平均56Wで、太陽電池セルの変換効率は16.5%です。
京セラは新型プリウスのために工場内に専用製造ラインを設けて専属の生産技術担当者を配置し、徹底した管理体制の下で製造を行っています。
生産拠点は太陽電池セルが滋賀八日市工場で、太陽電池モジュールが三重伊勢工場。
一部報道によれば、新型プリウスはすでに8万件の受注が入ってるとのこと。となれば、京セラの業績にもプラスに影響しそうですね。
プリウスのオプションですが、僕だったら購入時に絶対に「ソーラーベンチレーションシステム」は選択しますね。こういう面白い機能は車を楽しくさせてくれます。
僕のように太陽電池を取り入れたいという人はけっこう多いはずです。
太陽電池セルの変換効率は16.5%ですが、もっと変換効率が向上し、太陽光発電だけで車を走らせられるようになる日はいつか必ずくると思っています。電気充電と太陽光発電のハイブリッド車もありえるかもしれません。
ほんと、技術の進歩とアイディアで面白いハイテク製品がどんどん出てきますね!!
昨日は太陽光発電で充電するソフトバンクケータイの夏モデルを紹介したばかりですが、今度はどんな機器に太陽電池が搭載されるのか楽しみです!
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