2012年1月25日、パナソニックがノートPC「レッツノート」の新製品を発表しましたが、その夜に品川で開催されたパナソニック主催のイベント『Let’s note レッツノート15周年記念 SNSユーザー様限定スペシャルイベント』に参加してきました。
ステージにはジャーナリストの津田大介さん、「IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣」などの著者である小山龍介さんが登場。小山龍介さんがいろいろ面白いお話を聞かせてくれました!
小山龍介さんのトーク
小山龍介さんは「IDEA HACKS!」などの著者です。
アイディアをカタチにするスキルについて語ってくれましたよ!
アイディアを一人で出す以外の方向に進んできた。
→これからのクリエイティブは、
- 人とのつながり
- 短時間のうちに
- 楽しみながら
であると。
→リアルタイム・クリエイティブ
- ソーシャルネットワーク
- インプロヴィゼーション(即興的に)
- ストレスフリー
がポイントになってくる、と。
1.ソーシャルネットワーク
Twitter発想術。ツイートするといろいろな人が絡んで来て、Twitterのアウトプットだけでいろんなアイディアがカタチになってくる。リアルタイムに発し続ける、その瞬間に思い付いたことを発信することが大事。
2.即興劇発想術
- Yes,Andの原則
- その対象をじっくり体感する
- エクステンションとアドバンス
Yes,Andの原則・・・話に対していきなり否定せず、まずはYesで引き受け、Andで話を展開する。「○○した」「○○したのか!それでどうしたの?」
頭で考えたら即興できない。体感してみる。
Yesの後、エクステンション(拡張)へ。対象をより詳しく説明する。そして、次のアドバンスが生まれる。
3.ノマドワーク
- 電源の心配のない
- 持ち運びできる軽さ
- タフなPC
4.構想と即興
石巻市の商店街の人たちと飲んでる時も、まずYes。悪い状況さえもYesで受けてから展開する。アイディアをカタチにするためには即興的なアプローチが大切。
5.リアルタイムクリエイティブ with レッツノート
横文字でカッコイイ(笑)
以下、メモ程度で。
対談
自分が重要と思ったことだけメモしました。
小山:俺ってこんなアウトプットしかできないのか、と感じたときは、自分のインプットが足りない証拠。
Twitterでいろいろな人の意見を見たり、Wikipediaを見たりしてインプットしてるつもりでいる人は、インプロヴィゼーション(即興)をやると、自分のインプットが足りないことに気づく。
津田:どういう人に見られているのか、というのもインプット。視線を感じてアウトプット。
開発者が加わっての対談 新製品第4世代のレッツノートについて
対談で聞いたレッツノートのポイントと、展示されていた実機やパーツの写真とともにどうぞ!
3割くらいスリム化した。でも、薄くしても強度を高めるために、一部分だけ分厚くして強度を高めている。天板は1mmのボンネットにした。
ボディにマグネシウム採用。キーボードがたわまないようにした。
12.1インチにはHD+(1600×900ドット)と高解像度。
ユーザーの声で、バッグに入れやすいように薄くしてほしいとの要望があったとのこと。やっぱり、レッツノートって分厚くてちょっとモバイルマシンとは言えませんもんね。。。薄くなって当然といえば当然かも。
堅牢性をテストするために、会場にいた人が実際にレッツノートに乗った。。。100kg以上ありそうな人だけど。。これはさすがに壊れそう(笑)
キーボードのキーが打ちやすくなってる。キーの形を変えた。傾斜もいい感じ。
スマートフォン連携・・・バッグの中のパソコンにアクセスするにはどうしたらいいかということでスマートフォンとの連携を考えた。まだどこでもネットにつながる環境ではないので、とりあえずはローカルで。レッツノートとスマートフォンで自分クラウドを構築する。今後はネットワーク上のクラウドも考えている。
レッツノートの電源をオフの状態でもUSBから電力を給電できる。スマートフォンや携帯ゲーム機などを充電できる。ちなみに、1.5A対応。USB3.0とUSB2.0を備えてる。
なんと、バッテリーが2個、ACアダプタも2個付属する!これはすごい!!
番外編!新レッツノートとMacBook Air
展示会場で、これはやるしかない!とMacBook Air(11インチ)を取り出し、レッツノートSX1(12.1インチ)との薄さの比較のために写真を撮りました。すみません(笑)
薄くなったレッツノート(奥)とMacBook Air(手前)
【最厚部】薄くなったレッツノート(左)とMacBook Air(右)
【最薄部】MacBook Air(左)と薄くなったレッツノート(右)
レッツノートは個人的に使ったことはないんですけど、頻繁に見かけるマシンですよね!やはり、バッテリーの持ちがいいのはかなりの評価ポイントになっていると思います。
一方で、やはり、モバイルマシンとしては「薄さ」というのが1位・2位くらいの重要要素なので、レッツノートにはまだまだ薄くなってほしいなぁと感じました。
バッテリーは予備バッテリーでなんとかなるし、堅牢性もケースなどで補えます。でも、薄さというのは後からどうにかできるものではありません。
今後、さらなる薄型化に期待したいと思います!レッツノート信者の方、すみません(笑)
なお、小山龍介さんのの新しい著書「IDEA HACKS!2.0」にも注目です!
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