2012年12月7日の午後、携帯電話各社の11月の純増者数が発表されました。各社の純増者数は以下のとおりです。
- ソフトバンク・・・30万1900件の純増(10月は28万4200件の純増)
- au(KDDI)・・・22万8800件の純増(10月は23万8800件の純増)
- ドコモ・・・4万0800件の減少(10月は7200件の純増)
ドコモだけ大きく減ってしまいました。
そのようななか、2012年12月7日付の日経新聞が
米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)5」で攻勢をかけるKDDI(au)とソフトバンクに顧客が流出した。「来年以降のiPhone導入を考えざるを得ない」(ドコモ幹部)との声が上がっている。(日経新聞)
と報道。
iPhoneと比べてAndroidは魅力に欠けるというドコモの焦りは、新聞報道だけでなく、ユーザーにも広がっています。
実際、僕はAndroidの機種を使っていますし、これまでも何機種かお借りして使ったことがありますが、どれもiPhoneシリーズを超える魅力はありませんでした(タブレットも含めて)。
そして、ドコモの通信品質の悪化。
ようやくここ最近になって、都内で10Mbpsを超えるような「Xi」の速度報告が聞かれるようになりましたが、スマートフォンが普及し始めてからドコモの良い話は一切聞きません。Xiでテザリングしたときも、はっきり言ってクソでした。
ドコモはつながるけど、遅い。
都内ではイー・モバイルやソフトバンクのLTEはつながるし、圧倒的にドコモより通信スピードが速い。
都内の話をすると、ドコモ以外は地方で使えないから、という声が聞かれますが、都内の話をしているときは都内で比べましょうよ(笑)
さて、ドコモからiPhoneが出るとしたら、嬉しい人も多いでしょう!
SIMフリー版のiPhoneを買う必要もないですしね。
逆に、SIMロックを掛ける意味がなくなりますから、Appleや各キャリアにとっても良いんじゃないでしょうか。
しかしながら、現状で通信回線のヤバいドコモがiPhoneを取り扱うようになると、もっと回線がヤバくなりそう。
また、ドコモがiPhoneを販売するには、それなりに台数を売るという姿勢をAppleに見せないといけません。
そうなると、Androidスマホの販売に影響が出るのは必至で、特に国内メーカーは打撃を受けるでしょうね。
全部入り!をうたってきたドコモにとって、タッグを組んできたメーカーを裏切る形となり、非常にやりづらいはず。
なので、ドコモはiPhoneの販売をしないと思います。
ですが、もし、iPhoneの販売に踏み切るのなら、そのときドコモが崖っぷちに立たされている状況がハッキリするんじゃないでしょうかね。
こういうことを書くとドコモ信者がうるさいんですが、ドコモは月サポと地方エリアだけは神だと思います(笑)
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