誰が汎用人型決戦兵器に乗るかどうかは定かではないが、秘密調査機関の調べによって総合通販型組織(通称 ベルメゾン)が開発した2つの対人類兵器は凄まじい威力を誇ることが明らかになった。これが一般経路で入手可能だというから驚きである。
まずはこちらをご覧頂きたい。上半身を覆う新型のプラグスーツ兵器だ。
一見するとただのフリースパーカーなのだが、それはあくまでも真の能力をカモフラージュするためのもの。
この新型プラグスーツは袖を通すと瞬く間に身体と一体化する。
ほぼすべての人類に対応し、着用させることでその者の排熱を遮断する仕組みになっているのだ。
そう呼ばれるものらしい。
これを着用し実験用サンプルとなった人物は、外へ逃げることができなくなった体温の影響か、わずかな時間で身体が暑くなったという。
腕部には手の先まで覆うことができるミトンが搭載されており、指先の熱も逃さない。ただ、いざというときには連絡が取れるよう穴が開けられており、指が出せるようになっている。
また、パイロットの頭から口元も覆われるためほとんど外気に触れる箇所はない。実に恐ろしく完璧な兵器型スーツである。
しかし、恐怖のシナリオはこれだけではなかった。
もう1つはふわふわコーナークッションセットだ。
業界では設置型ダメ人間製造マシンと呼ばれている。なお、設置型ではないダメ人間製造マシンも存在する。
決して安易に真似してはいけないが、あえてサンプルを用意した。それではサンプルのパイロットをご覧いただこう。
このとおり設置型ダメ人間製造マシンは搭乗したパイロットの精神に入り込み、すべての集中力を失わせる機能がある。
ふわふわな肌ざわりが人類の動作を鈍らせ、一度捕まった者はもうここから抜け出すことはできないのだ。
このマシンはあらゆるシーンでの使用を可能にするためファスナーでクッションとマットが分離しる仕掛けになっている。そう、今まで見ていたの合体後の姿だったのである。
・・・。
新型プラグスーツを着用した状態でパイロットをこの設置型ダメ人間製造マシンに搭乗させてみた。
このように、いとも簡単に人類をクズにすることができるのだ。いや、サンプルはもともとダメ人間だった可能性は否定できないが、着せるだけで排熱をシャットダウンするプラグスーツと、捕らえた人間をダメ人間にしてしまう恐ろしいマシンの威力は本物だ。
これらが一般経路で入手可能だというのはにわかに信じがたいが紛れもない事実。特に寒冷期での使用は人のやる気スイッチをすべてオフにしてしまう危険なものだ。最後に、これはベルメゾンが企てる人類保温計画の一部にすぎない。
→ 最強あったかフリースパーカ(メンズ)
→ 最強あったかフリースパーカ(レディース)
→ ふわふわコーナークッションセット
(文章中の表現はネタです。本当はめっちゃ温かいフリースパーカーとこたつようコーナークッションセットです。寒い冬場にピッタリ!)