毎年3月になると、僕を含め個人事業主の人やある程度の副収入があるサラリーマン、株やFXで儲けた人など、確定申告のラストスパートで大変ですよね。
実を言うと、僕は一度も確定申告の書類を税務署や申告書の提出会場で提出したことがありません。毎回、郵便局から郵送(簡易書留)しているんです。
郵送するメリットはやっぱり会場に行かなくて済むってこと。会場でいろいろアドバイスを貰うことができないのがデメリットですが、それでもしっかり準備していれば郵送で送る方が楽チンでいい。
そんななか、今年は夜間に郵送してみることにしました。
え?郵便局の窓口って営業時間は夕方までじゃないの?と思うかもしれませんが、夜遅くまで営業している窓口のある郵便局であれば、遅い時間帯でも郵送で送ることができるんです!
夜中も営業している「ゆうゆう窓口」
答えから言うと、以前まで時間外窓口といわれていた郵便局の「ゆうゆう窓口」を利用します。
ゆうゆう窓口は比較的大きな郵便局に設置されていて、平日の夜間や土日祝日でも郵便物や速達、ゆうパック、国際郵便などを送ることができたり、切手の購入も可能な窓口サービスです。不在で持ち帰られた郵便物をここで受け取ることもでき、一人暮らししていたときはよく利用していました。
今回、僕が利用したのはJR東京駅・丸の内南口からすぐ目の前にある「東京中央郵便局」。ここのゆうゆう窓口はなんと24時間営業しています。
届く日じゃなく、提出した日の消印でOK!
確定申告書類(納税申告書)を郵送で送る場合には提出時期については国税庁のホームページに記載されているとおり、提出締切日の消印があれば有効となります。
税務手続に関する書類の提出日は、原則として税務官庁に書類が到達した日となります(到達主義)。
ただし、納税申告書(添付書類及び関連して提出する書類を含む。)や提出時期に具体的な制約がある書類(後続の手続に影響を及ぼすおそれのある書類を除く。)については、その書類が郵便や信書便により提出された場合、その郵便物や信書便物の通信日付印により表示された日が提出日とみなされます(発信主義)。
通常でも昼間に郵便局で提出するとその場で消印を押してくれますが、日付が変わるギリギリの23時台でもゆうゆう窓口で受け取ってもらえれば当然その日の消印を押してもらえるので確定申告には問題なく間に合うというわけ。
なお、通常の切手を貼って郵便ポストに入れてもいいかもしれませんが、何か問題があると困るので、一応は簡易書留で送った方がいいと思っています。
22時30分ごろで10人程がゆうゆう窓口に並んでた
いつでも受付けてくれるゆうゆう窓口は素晴らしい!
仕事で忙しくて税務署に行けないとか、事前の手続きや準備が面倒くさくてe-Taxを導入してないとか、急なミスの発覚で提出が夜になっちゃったとか、最後の手段としても郵便局のゆうゆう窓口はとてもありがたい存在です!
ゆうゆう窓口の存在を覚えておくと、次回の確定申告でもしもの際には役に立つかもしれませんよ♪
なお、送り先の宛名はどう書いたらいいか、どんな封筒で送ったらいいかなどの情報はこちらを参考にしてみてください。
関連:確定申告の「申告書」を郵送する際の5つのポイント 宛先の書き方・税務署の住所・封筒のサイズは?