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『オデッセイ』感想、TOKIOばりのマット・デイモンの凄さに家庭菜園を始める人が増えるかもしれない

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ずいぶん前から予告編で見て、マット・デイモンが火星に取り残されるという内容から気になりまくっていた映画『オデッセイ』がついに公開となったので観てきました。感想としていろいろ思うことはあるけど、やっぱりこれは言いたい!若干のネタバレを含みますが勘弁してください!

『オデッセイ』がどんな映画かをひとことで言うと、マット・デイモン扮するマークが火星で生き続けながら地球に戻る日を待つサバイバルなんですが、良い意味でぜんぜん緊張感が伝わってこない作品なんです。一人ぼっちで取り残されて寂しいし、普通の人なら生きる希望もないはずなのに、なんか明るい。マークがカメラに向かって陽気に話しかけながら記録を撮っていることや、また、劇中にかかる曲もその要因の一つなんでしょうけど、これは艦長の音楽の趣味っていうことになっています。

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やっぱりイモの印象はすごい

でも、『ガールズ&パンツァー 劇場版』を観た人がみんな「ガルパンはいいぞ~」って言ってしまうのと同じように、『オデッセイ』はみんなが「芋」「ジャガイモ」を連呼するようになるくらいこの作品は強烈にイモの印象を与えるんですよ。

生のイモを宇宙に持って行くのは通常ありえるのか?とか、観たらポテトを食べたくなったとか、TOKIOも火星に行ったら同じようにしただろうとか。実際にイモのシーンは全上映時間のなかでそんなに多くないはずなのに、すごいイモが頭に残るんですよね。

マークがカメラの前でイモにケチャップを付けて食事をするシーンで、僕は真っ先に「このケチャップはあと何食分あるのだろう」と考えたんだけど、案の定ケチャップがなくなっちゃう。ケチャップの他に使えそうなソースはなかったのか、そう思ったのは僕だけじゃないはず!代わりに鎮静剤をイモに付けてたじゃないですか?あれって味があるのかな?とか、すっげぇ~変な興味が湧いてきてしまったんですよね。観た後に奥さんに聞いてしまったけどわかるはずもなく。。。

『オデッセイ』は人々に農業の良さを気づかせるきっかけに!?

そんなジャガイモ的視点から結論を申し上げますと、『オデッセイ』が我々にもたらしたのは「家庭菜園をやってみたい!」だったんじゃないでしょうか。少なからず、劇場を後にした人の何人かは「ジャガイモってあんなに簡単に作れるんだね~」と感じたと思います。ウチの実家でも作っていましたが、そう、確かにジャガイモ作りはそう難しいものではありません。

とはいえ、都内ではマンション・アパート暮らしの人が多いですし、なかなか家庭菜園って手が出しづらいですよね。そこで、区のレンタル農園を活用するのはいかがでしょうか。

例えば江東区では区民農園を開設していて、個人の場合には料金1万円で5月~翌2月までの10ヶ月の期間にわたって10平方メートルを貸し出しています。おそらく他の区でもやっているでしょう。

農業なめんな!という声が聞こえてきそうですが、僕としては『オデッセイ』が単なるおもしろい火星サバイバル映画で終わらず、観た人が都会で家庭菜園を始めたり、どこか地方の農業体験をするきっかけになったりと、良い社会現象を引き起こしてくれたらいいなぁ~なんて思いました。

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