沖縄の慶良間諸島(けらましょとう)に位置する離島「座間味島(ざまみじま)」へ、夫婦で旅行してきました。奥さんと沖縄に行くのは初めてで、座間味島へは那覇から水上ジェットの高速船で1時間もかかりません。
座間味島のビーチはミシュランで2つ星に選ばれた「古座間味ビーチ(ふるざまみびーち)」と隠れ家的な砂浜として知られる「阿真ビーチ(あまびーち)」の2箇所が人気です。
今回、10月下旬に訪れたわりには30度を超える日が続き、海で遊ぶにはピッタリ。座間味島の滞在中に両方のビーチへ足を運びましたが、海水浴やシュノーケリングなどいろいろと楽しみたい人は古座間味ビーチが良いと思いましたよ。
一方で、宿から散歩ついでに行った阿真ビーチで見た夕焼け空があまりにもキレイだったことと、座間味港で見た星空の凄さに感動してしまったので、絶対にブログに書きたいと思いました。
阿真ビーチは満潮時にウミガメが見られる透明な海!
阿真ビーチは遠浅の海で透明度が高く、満潮時にはウミガメが泳いでやってきます。
僕は不運なことに見られませんでしたが、ウミガメを見られる可能性はけっこう高いらしいので、シュノーケルの道具を持参するか宿やレンタルショップで借りるなどして、阿真ビーチではシュノーケリングをして楽しむのがオススメ。色とりどりの魚はかなり見られるのでウミガメに出会わなくても十分に楽しめます!
宿の密集する港前から海沿いの道を西へ行けば1本で行けます。徒歩だと約20分かかるけど、レンタル自転車で行った方がいいでしょう。
奥さんが阿真ビーチだと夕焼け空がキレイに見られるから行こうと言うので、日没時間に合わせて阿真へ行き、のんびりしているうちに空がどんどん赤くなっていきました。
阿真ビーチで見た夕焼け空
座間味島に着いて初日だったのですが、こんなにも美しい空が見られていきなり座間味島っていいなぁ~と早くも気に入ってしまいました。
阿真ビーチから少し離れた道路で見た夕陽
この道路には他に何人もの観光客が写真を撮っていて、同じくこの素晴らしい景色に見惚れている様子でしたよ。
島の玄関口・座間味港は気軽にキレイな星空を楽しめる
きっと、ビーチで夜空を眺める方がロマンチックでしょう。しかし、実は阿真ビーチも古座間味ビーチも宿の密集エリアから徒歩20分ほどと遠く、道はかなり暗いので夜のビーチへ行くのはちょっと怖いかもしれません。
そこで僕と奥さんは沖縄料理が楽しめる居酒屋食堂で夕食を済ませた後、夜20時ごろに座間味港の駐車場へ行き、座間味島のスーパー「105ストア」で買ったオリオンビールを飲みながら星空を眺めることにしました。レジャーシートを広げて仰向けに寝そべると、夜空全体を見渡せます。
港の明かりはわずかで町の光もほとんど視界に入りません。暗さに慣れてくると、空にはこんなにもたくさんあるのか!と驚くほどの星が浮かび上がってきました。
照明の眩しい都会では絶対に見ることができない星空。
いままで僕はこんなにもキレイな天の川を見たことはありません。
そして、ここで流れ星が見られたんです!あっという間の出来事だったので写真は撮れませんでしたが、その後も次々と星が流れてきて、なんと10分ごとに1回の割合で流れ星が見られました。感動ですよ!!この日、たった1時間に5~6回も流れ星を見ることができたんです。出現するたびに二人で「あ!見えた!」と、つい大声で叫んでしまい、願い事を3回言うなんて無理だということがわかりましたね。
日中は半袖で快適に過ごせる座間味島ですが、10月も後半ということで夜には長袖が一枚あった方がいいかなという気温。港で出会った地元のおじさんから、冬場はもっとキレイに星が見えるからぜひ冬にも来てよ!と勧められました。
海は青くてキレイだし、こんな素敵な星空が見られて本当に感動しましたし、来年・再来年とかの冬に再び座間味島を訪れたいな~。そのときにはきっとまた流れ星が見られるはず、と高い期待をしている自分がいました。流れ星を見るなら間違いなく座間味島だ!と強く勧めたくなる島です。
【使用カメラ・レンズ】
・Canon EOS M3
・EF-M22mm F2 STM