SIMフリースマホ「ZenFone 3」は2枚のSIMカードを挿して、用途に合わせた使い方ができるのが特長です。
今回はASUSからモニター品としてご提供いただいたZenFone 3の「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」の便利さについて解説したいと思います。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)って何?
ZenFone3では2枚のSIMを同時に待ち受けが可能。これが「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」という機能です。
例えば、通話可能なSIMカードを2枚用意して装着すれば、たった1台のZenFone3で2つの電話番号を受けることができます。
片方を仕事用、もう片方をプライベート用といった具合に使い分けられるし、つまり、ZenFone3で2つの電話番号を管理できちゃうわけ。
発信するときにはどちらの電話番号を使うか選択してかけます。電話をたくさんする人は1枚だけ通話し放題のSIMカードを用意しておく、っていうのもあり!
ZenFone3に2枚のSIMカードを入れる手順
まず、ZenFone3のSIMトレイは本体の左側面にあります。付属のSIMピンで引き出して、SIMカードを取り付け・取り外し。
対応するSIMカードのサイズはそれぞれSIM 1がmicroSIM、SIM 2がnano SIMです。また、SIM 2にはmicroSDカードが入れられるようになっています。
注意すべきはSIM 2にnanoSIMカードを入れると、microSDカードが入れられない点です。逆に、microSDカードを使いたい場合はSIM 2に入れ、nanoSIMは使えません。
要するに、DSDSの利用の際にはmicroSDカードをきっぱり諦めましょう!ZenFone 3のストレージは標準で32GBありますが、大量の動画やいらない写真はこまめに消してストレージを空けておくことをオススメします。なお、SIMカードは1枚でも問題なく使用できますよ。
山や地方ではauが速い!DSDSの安心感
現在、僕のZenFone 3にはドコモ系格安SIMの「LINEモバイル」とau系格安SIMの「mineo(マイネオ)」を入れて使っています。これは単純に、ドコモの電波とauの電波を両方とも使えるようにしておきたいから。
このところ地方や離島など、わりと都心部でない場所を旅することが増えたことをきっかけに、ちょっとドコモ回線だけをメインに使うのは怖いな~と思い、auの電波も使えるようスマホを2台持ちしていました。
行ってみるとわかるのですが、ドコモの電波ってエリアが広いと言いつつも実は山間部や島は3Gしか使えないことが多く、3GだとTwitterに写真を投稿するのもエラーになるし、かなりストレスを感じます。
一方、auの4Gは驚くほど山でも島でも使える。伊豆大島のグネグネした山道でもauは4Gで20Mbps出ていましたよ。ドコモは3Gだったり、ときどき圏外になることも。
伊豆大島にZenFone3を持っていった僕はすぐにデータ通信の優先SIMをauの格安SIM「mineo」に切り替えて快適な通信ができました。これ、つい2日前(2月3日)の話です。
すっかりZenFone3はお気に入りのスマホに
DSDSを利用するとZenFone3ではしっかり2つの電波マーク(アンテナピクト)が表示され、現在データ通信が優先となっている方がグリーンで表示されています。
どっちのSIMカードがどこの回線なのかひと目でわかるよう、[設定]で名前を付けておくと便利です!
ということで、DSDSが可能なZenFone3は超便利だということがわかっていただけたでしょうか?
今はLINEモバイルとmineo(マイネオ)を使っていますが、どうやらau系の格安SIMはmineoよりも「UQ mobile」の方が速度が速いらしいので、近いうちにこちらも契約して使ってみますね。
なお、UQ mobileではZenFone3を同時購入できるので、ぜひチェックしてみてください。